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出石寺(しゅっせきじ)は愛媛県大洲市に所在する真言宗御室派別格本山の寺院。山号は金山(きんざん)。本尊は千手千眼観世音菩薩。山号を冠して「金山出石寺」と呼ばれることが多い。また地元では「でいしさん」と呼ぶことがある。 四国八十八箇所霊場第四十三番札所準堂、四国別格二十霊場第七番札所、四国三十三観音霊場第十八番札所、西瀬戸三観音霊場、伊予十観音霊場第五番札所、伊予道十観音霊場第九番札所、伊予巡錫二十一霊場第十九番札所、南予七福神・寿老人。 御詠歌:くもりなき 二名の島の 金山に みのりの光 かがやくを見よ == 概要 == 出石寺は出石山(いずしやま 812m)の山上に伽藍が広がる。山上からは宇和方面の山々や大洲盆地、久万高原方面が見渡せる。 寺伝によれば、奈良時代初期の養老2年(718年)6月18日に宇和島郷の猟師・作右衛門が鹿を追いかけて、この山に分け入った。すると鹿は消えて暗雲が垂れ込め山中に地鳴りが響き渡った。そして鹿が消えた場所の岩が割け、そこから金色に輝く千手観音が姿を現したという。作右衛門は殺生を生業とする猟師という職業を悔い改め仏門に帰依した。作右衛門は名を道教と改め、この地に堂宇を建立したという。 平安時代前期、この地で空海(弘法大師)が冬期に雪中修行を行ったとの伝説がある。 開山当初の山号は雲峰山と称していたが、この山に鉱山があることから空海が金山と改めたという。なお山の北側には硫化銅石の鉱山跡があり、三菱鉱業が明治43年(1910年)から昭和20年(1945年)頃まで採掘を行っていた。 昭和16年(1941年)大火に見舞われ伽藍が焼失した。昭和31年(1956年)に復興した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出石寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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