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金慶玉(または金京玉、キム・ギョンオク、生年不詳 - )は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の政治家、軍人。朝鮮労働党中央軍事委員会委員、党中央委員会組織指導部統括第一副部長〔張氏処刑を主導 党組織指導部 強力な権限 産経ニュース 2013年12月28日〕。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は大将。 == 略歴 == 2008年年12月に党組織指導部第一副部長に就任する〔北朝鮮の要職幹部が相次ぎ死亡、権力闘争説も 聨合ニュース 2011年1月24日〕。金慶玉の存在は、同月29日付の労働新聞の金正日が音楽公演を観覧したことを伝える記事で初めて明らかになった〔金正恩の権力基盤の両翼…住民・軍部の監視に核心幹部 中央日報 2011年12月30日〕。2010年9月27日に金正恩、金敬姫、崔竜海、玄永哲、崔富日と共に大将の軍事称号を得て〔北・ジョンウン氏に「大将」称号、金総書記後継公式化 聨合ニュース 2010年9月28日〕、翌28日の第3回党代表者大会で党中央軍事委員会の委員に選出された〔。 2010年から2011年にかけての9ヶ月間に、党組織指導部第一副部長であった李勇哲(リ・ヨンチョル、軍事担当)、李済剛(リ・ジェガン、組織担当)、朴正淳(パク・ジョンスン)の3名が相次いで死去したことから、2011年1月時点で存命の党組織指導部第一副部長は金慶玉のみとなった〔。 2012年に金正恩体制が発足すると、組織指導部第一副部長の立場にある金慶玉は、金敬姫から党の政務をほとんど任されたという〔金正恩の後見人急逝説で浮上する北朝鮮の政情不安 週刊文春WEB 2013年7月26日〕。2013年12月末時点での党組織指導部第一副部長の権力序列は、金慶玉、超延俊(チョ・ヨンジュン)、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)の順であったとされたが〔、2014年4月に黄炳瑞が次帥に昇進し、翌5月に党組織指導部を離れ朝鮮人民軍総政治局長に就任したことが確認されている(金慶玉と超延俊は大将のまま)〔北朝鮮の黄炳瑞党第1副部長が「人民軍次帥」に 金正恩体制の中枢人物に? 産経ニュース 2014年4月28日〕。 2014年3月に行われた第13期最高人民会議代議員選挙で代議員に再選された。 2014年7月に全秉浩の葬儀委員の名簿に載って以降、しばらく金の動静が途絶えていたため、脱北した知識人による韓国の団体「NK知識人連帯」は、金正恩暗殺計画の発覚で警備の責任を負わされて2014年10月初旬に処刑されたと主張していたが〔【朝鮮半島ウオッチ】「平壌に外国製機関銃」次々発覚する正恩暗殺情報…深刻化する“恐怖の連鎖” 産経ニュース 2015年2月7日〕、2015年4月9日に開催された第13期最高人民会議第3回会議で金の健在が確認された〔「最高人民会議後」の北朝鮮(下)「核心幹部」2人の動静に注目 Foresight 2015年4月22日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金慶玉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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