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金枝篇 : ミニ英和和英辞書
金枝篇[きんしへん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 

金枝篇 : ウィキペディア日本語版
金枝篇[きんしへん]

金枝篇』(きんしへん、)はイギリス社会人類学ジェームズ・フレイザーによって著された未開社会神話呪術信仰に関する集成的研究書である。金枝とはヤドリギのことで、この書を書いた発端が、イタリアネーミにおける宿り木信仰、「祭司殺し」の謎に発していることから採られた。
完成までに40年以上かかり、フレイザーの半生を費やした全13巻から成る大著である。

== 出版 ==
フレイザーは人類学エドワード・タイラーの著作に影響を受けて本格的に宗教学民俗学神話学を研究するようになり、その成果として1890年に2巻本の『金枝篇』初版を刊行した。その後も増補が繰り返され、1900年には3巻本の第二版、1911年に決定版として第三版が11巻本としてまとめられた。しかしその後にも研究は続けられており、更に1914年には索引・文献目録、1936年には補遺が追加され、この2巻を合わせた全13巻の決定版が完成した。
この著書はあまりにも大部で浩瀚に過ぎるため、一般読者にも広く読まれることを望んだフレイザー自身によって、1922年に理論面の記述を残して膨大な例証や参考文献を省略した全1巻の簡約本が刊行されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「金枝篇」の詳細全文を読む




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