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金槌坊(かなづちぼう)は、熊本県八代市の松井文庫が所蔵する江戸時代の妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』にある日本の妖怪。 == 概要 == 鳥のような顔の妖怪が、金槌を振り上げた姿で描かれているが、解説文が一切ないためどのような妖怪かは不明である〔水木しげる『決定版日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』 講談社(講談社文庫) 2014年 205頁〕。 国立歴史民俗博物館所蔵の『化物絵巻』や国際日本文化研究センター所蔵の『化物尽絵巻』〔『妖怪大集合!!』南丹市立文化博物館 2008年 18頁〕にもまったく同様の姿に描かれた妖怪が見られる。こちらは大地打(だいちうち)という名称で描かれている。解説文が一切存在しないのも同様である。 デザイン上のモデルとなったのは、室町時代の『百鬼夜行絵巻』に描かれている槌を振り上げている姿の妖怪であると考えられている。この点は鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』に描かれている「槍毛長」にも類似している〔。 妖怪研究家・多田克己は、用心深い様子を「石橋を叩いて渡る」ということや、頭の上がらない様子を「金槌の川流れ」ということから、臆病なほどに用心に用心を重ねる様子、常に頭が上がらず人の下積みになっている様子を擬人化したもの、もしくは臆病者に取り憑いた用心棒のような存在ではないかとの解釈を示している〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金槌坊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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