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金 正恩(キム・ジョンウン、、1982年1月8日〔また、1984年生まれとする説もあるほか、2012年に区切りを迎える父親の金正日および祖父の金日成の出生年と合わされて1982年とする説も最近になって北朝鮮国内で流布されている(NEWSポストセブンより )。なお、金正日の出生年も1912年生誕の金日成に合わせて1941年から1942年へ調整が行われているとの見方が強い。〕 - )は、北朝鮮の政治家、軍人。同国の第2代最高指導者金正日の三男で後継者。父の死により最高指導者の地位を継承した〔2011年12月29日に挙行された金正日の中央追悼大会において、対外的な国家元首の役割を果たす金永南最高人民会議常任委員長が弔辞の中で金正恩を最高領導者(最高指導者)と宣言した()。〕。現在、朝鮮労働党第一書記、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第一委員長、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮労働党中央政治局常務委員、朝鮮人民軍最高司令官を務める〔「北朝鮮:金正恩氏、軍事委員長に 党の最高ポスト一手に 」『毎日新聞』2012年4月12日付記事(2012年4月12日閲覧)。〕〔「正恩氏、国防委第1委員長に就任=金総書記は『永遠の国防委員長』-北朝鮮 」時事通信(時事ドットコム)、2012年4月13日付配信記事(2012年4月13日閲覧)。〕。党内序列は第1位。軍事称号(階級)は朝鮮民主主義人民共和国元帥〔「北朝鮮:金正恩第1書記「共和国元帥」に…朝鮮中央通信 」『毎日新聞』2012年7月18日付記事(2012年7月18日閲覧)。〕。 == 経歴 == === 幼少期 === 金正恩は北朝鮮の第2代最高指導者である金正日の三男として生まれた。母は北朝鮮帰国事業で北朝鮮に渡った大阪出身の元在日朝鮮人であり、金正日から日本風に「あゆみ」と呼ばれていた高英姫。金正日の長男の金正男は異母兄、次男の金正哲は同母兄となる。祖父は北朝鮮の初代最高指導者である金日成。母方の祖父は日本軍協力者の高ギョンテクである〔アジア調査機構報告 〕。済州島に出自を持つ大阪出身の在日朝鮮人の母親を持ち、幼少期から日本人の専属料理人、藤本健二が作った寿司を好んで食べ、当人自身も東京タワーに興味を持つなど日本文化に囲まれた状況で育った〔黒田勝弘、武貞秀士『金正恩の北朝鮮――独裁の深層』角川学芸出版〈角川oneテーマ21〉、東京、2013年12月12日、初版発行、212-218頁。〕。 1996年9月よりスイスに留学し、ベルンの国際学校で「パク・ウン」という偽名を使用しながら教育を受けた〔「金正雲は日本の漫画好き、韓国の学生とも親しく」 中央日報 2009.06.08〕〔North Korean leader Kim Jong-il 'names youngest son as successor' 〕。国際学校には数か月しか在籍せず、隣接する公立小学校でドイツ語を学んだ。在籍していた学校については諸説あり、リーベフェルト市の公立学校で金正恩と知り合いであったと主張する人物の情報もある。1998年9月、ベルンの自宅近くの公立中学校に編入。スイス滞在中は北朝鮮の在スイス大使が目付け役として身辺の管理を行っていたほか、親戚の寄り合いがインターラーケンやレマン湖の別邸で行われることもあった。2000年8月、夏期休暇が終わると公立中学校を退学して帰国した。留学の経験から母国語以外に英語、中国語、ロシア語、ドイツ語、フランス語など数ヶ国語を話せるとする報道もある。日本語についても漢字の書き取りなどをしていたとされ〔2010年9月28日のNHK『ニュースウオッチ9』での藤本健二の証言より。〕、来日経験もある〔「金正恩氏もディズニーランドに、91年に日本不法入国 」AFPBB News(フランス通信社)、2011年12月23日付配信。この記事によれば、1991年に兄の金正哲とウィーンで査証を取得したブラジル国籍の偽造パスポートを用いて日本に密入国し、22日に出国したという。〕。日本については国力差を認識する発言を残している〔 藤本健二によれば「米国に戦争で負けたのに、あの復活はすごい。商店には品物があふれている。我が国はどうか……」と日本に対する好感情を口にしていたという。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「金正恩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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