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金谷雅男 : ミニ英和和英辞書
金谷雅男[かなや]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 
: [おとこ]
 【名詞】 1. man 

金谷雅男 ( リダイレクト:栃赤城雅男 ) : ウィキペディア日本語版
栃赤城雅男[とちあかぎ まさお]

栃赤城 雅男(とちあかぎ まさお、1954年10月31日 - 1997年8月18日)は、群馬県沼田市薄根町出身で、春日野部屋に所属した大相撲力士である。最高位は東関脇1979年5月場所、同年9月場所、1980年3月場所)。本名は金谷 雅男(かなや まさお)。身長181cm、体重140kg。得意手は右四つ、小手投げ、腕捻り、掛け投げ。
== 来歴・人物 ==
中学では水泳部、群馬県立沼田高等学校では柔道部に所属し、国民体育大会に柔道群馬県代表として出場。この柔道での活躍が春日野親方(元横綱栃錦)の目に留まり再三勧誘され、高校卒業直前に春日野部屋へ入門することとなった。
1973年1月場所にて、18歳で初土俵。翌3月場所、「金谷」の四股名序ノ口に付き、それから僅か1年半弱で幕下に昇進した。
幕下上位の壁に一度は跳ね返されたものの、1976年11月場所で十両に昇進。
十両は3場所で通過し、1977年5月場所、22歳で新入幕を果たした。そして、幕内昇進を機に「金谷」から、「栃赤城」に改名した。
なお、「栃赤城」の四股名は、故郷の名峰・赤城山に因んだものである。
持ち前の華麗な取り口から「サーカス相撲の栃赤城」の異名を取り、長く幕内上位で活躍。本場所に於ける幕内の取組では、決まり手としては珍しい「ちょん掛け」や「逆とったり」、「腕捻り」で勝ったりもした。
1979年11月場所では、輪島若乃花三重ノ海の3横綱から金星を獲得するなど、上位力士相手でも安定した成績を残した。この場所には4横綱が出場しており、残る北の湖を倒せば史上初の「1場所4金星」という大記録を打ち立てるところであった〔尚、1場所3金星獲得を果たした力士の中でも栃赤城を除いて若ノ花朝潮大ノ国の3人全員が横綱まで昇進している。〕。
一時は関脇に定着し、増位山蔵間玉ノ富士琴風朝潮らと共に、大関候補として期待された時期もあった。
だが、粘りを活かした逆転技に頼った相撲であったため一部から「大関に昇進しても怪我をするかもしれない」と危惧され、事実両足首の故障で大関への昇進は成らなかった。稽古嫌いであった上に食べ物の好き嫌いの激しさや暴飲暴食、喫煙の習慣(後述)など自己管理の甘さも大成を阻み、この点で春日野親方の心象を悪くしていた。
1982年以降は、糖尿病を患い精彩を欠く相撲が多くなり、幕内と十両を往復する時期が続いた。やがては十両でも勝ち越すことができなくなり、1985年7月場所では幕下にまで陥落。1場所で十両に復帰したものの、1勝14敗と大負けして、またすぐに幕下に落ちた。
その後も幕下で長く相撲を取り続けたが、引退も考えていた時に師匠・春日野親方(元栃錦)が病に伏していたため、「師匠に、元気な姿を見てもらいたい」と取り続けた。
しかし、1990年1月場所中に師匠が死去したため、同場所後に廃業を決意した。ただし、廃業届の提出が遅れたため、翌3月場所の番付では東三段目4枚目に「栃赤城」の四股名が載った。
なお、元関脇が三段目まで陥落したのは出羽ヶ嶽(出羽海部屋、1938年5月場所)以来、久々のことであった。
諸事情により引退相撲を行うことは叶わず、断髪式は、群馬県前橋市内のホテル(群馬ロイヤルホテル)にて同年2月22日に執り行われた。
廃業後は家業の呉服店(金谷呉服店)を手伝っていたが、1997年8月18日に兄弟子であった山分親方(元前頭3・栃富士)とのゴルフ中に倒れ、急逝した。死因は、急性心筋梗塞であった。享年42。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tochiakagi Takanori 」があります。




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