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釧路市(くしろし)は、北海道東部、太平洋沿岸にある市である。 釧路地方裁判所や北海道釧路総合振興局をはじめとした道東地方を管轄する国や道の出先機関のほか、日本銀行支店が設置され、道東の政治経済の中心として役割をもつ。市町村面積としては道内で第4位となっており、また市人口も道東では最大であり道内でも第4位であるが、1984年以降人口は減少に転じており、2014年(平成26年)4月1日には全域が過疎地域に指定されている。 国際バルク戦略港湾(穀物)に選定〔国際バルク戦略港湾の選定結果について - 国土交通省(2011年5月31日付、同年8月13日閲覧)〕された釧路港を持ち、製紙工場や食料品工場、医薬品製造工場、発電所などを擁する臨海工業都市である。また、道東で唯一の定期国際便が就航する釧路空港と、釧路湿原国立公園及び阿寒国立公園の2つの国立公園を市域に有する。 == 地理 == 北海道の東部太平洋側、釧路総合振興局南部に位置する。 市内を釧路川、阿寒川が流れるほか、阿寒湖、春採湖(はるとりこ)がある。旧釧路市は平地に位置するため山はほとんどなかったが、合併により、白糠町を囲むような形で西側への飛び地ができ(合併経緯参照)、北西部に旧阿寒町の雄阿寒岳などの山岳地帯を含むようになった。北東部は釧路湿原国立公園と隣接し、釧路湿原との境界ぎりぎりのところまで住宅が建ち並ぶ。 * 山:雌阿寒岳、雄阿寒岳、阿寒富士 * 河川:釧路川(旧釧路川)、新釧路川(釧路川)、阿寒川、舌辛川、別保川、仁々志別川、雪裡川、アセツリ川(阿雪裡川)、星が浦川、竜神川、別途前川、鳥取川、沼尻川 * 湖沼:阿寒湖、春採湖、パンケトー、ペンケトー、シュンクシタカラ湖 旧音別町部分401.40km²は、釧路市中心部とは間に白糠町を挟んで離れており、大規模な飛地となっている。このような大規模な飛び地のある自治体は日本でも数えるほどしか無い。〔大規模な飛地のある自治体としては、2015年時点の例では北海道日高町、群馬県桐生市(旧新里村・旧黒保根村地区)、岐阜県大垣市(旧上石津町・旧墨俣町地区)があげられる。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「釧路市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kushiro, Hokkaido 」があります。 スポンサード リンク
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