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鉄火肌 : ミニ英和和英辞書
鉄火肌[てっか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄火 : [てっか]
  1. (adj-na,n) red-hot iron 2. gunfire 3. gambling 4. violent-tempered
: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 
: [はだ]
  1. (n,n-suf) (1) skin 2. body 3. (2) grain (e.g., of wood) 4. texture 5. (3) disposition 6. temperament 7. character 8. type 

鉄火肌 ( リダイレクト:鉄火 ) : ウィキペディア日本語版
鉄火[てっか]
鉄火(てっか)・鐡火とは、鍛冶などにおいてに熱を加え、赤く焼けている様や、それらを鍛造する時の火花をさす。または鍛冶の事。または、マグロの赤身料理などに使用される名。
熱鉄火杵処(ねつてっかしょしょ)については、十六小地獄 (叫喚地獄)を参照。

== 概要 ==
鉄が赤く焼けている様や鍛冶仕事の火花でもあるが、そこから鍛冶の中でも神事武士との繋がりが強い、刀鍛冶・鉄砲鍛冶を指すようになり、ひいては鉄砲を表す。またその使用時には刀も鉄砲も火花を散らす事も鉄火を意味するようになった。そこから戦場という意味に転じ、戦(いくさ)やを意味する修羅場、または勝負事(賭け事)という意味を持つようになった。もう一方では黒鉄(くろがね)が真赤に変化することや、その赤く焼けた鉄の比喩や、金属の特徴の一つでもある熱伝導率が高いことが、いわゆる「熱しやすく冷めやすい」という鉄の特徴を、捉えた比喩としても用いられた。
鉄火と似たような「あかがね」や「赤鉄」という言葉があるが、あかがね(赤金)は、銅や赤銅(しゃくどう)や、赤味掛かった金色をした合金の意味であり、赤鉄(せきてつ)は酸化第二鉄(Fe2O3) のことであり、いわゆる赤錆のこと。黒鉄は鉄の意味でもあるが、赤錆が浸食をもたらし脆くさせることを嫌い、古来から日本では黒錆を表面に生成させ、強度を保ってきたので、その経緯から表面に黒錆を纏った鉄製品を示すが、化学的には酸化第一鉄(FeO)のことであり、黒錆だけをあらわす。
鉄火の意味の分類
火花の意味からの派生
# 鉄火 - 鍛冶によって作られる鉄砲、刀。 刀鍛冶、鉄砲鍛冶。
# 鉄火 - 鉄砲の銃弾や刀が火花を散らす様。
# 鉄火 - 銃弾が飛び交い、刀が(しのぎ)を削る様を表し、戦場や修羅場を表す。
赤く焼けた鉄の意味からの派生
# 鉄火 - 真っ赤に焼けた鉄を握らせ真偽を判定する古来に行われた裁判。火起請(ひぎしょう)のこと。
# 鉄火 - カァーと逆上せ(のぼせ)上がる性格。喧嘩っ早いが根に持たない(熱しやすく冷めやすい)性格。勇ましい男勝りな女性。
# 鉄火 - 赤く焼けた鉄にその色が似ているところから、マグロの赤身を醤油や醤油の垂れに浸したもの「鮪の漬け」を表す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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