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鉄筋コンクリート構造(てっきんコンクリートこうぞう)とは、鉄筋コンクリートを用いた建築の構造もしくは工法。英語のReinforced-Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字からRC構造またはRC造と略される。19世紀半ばに発明され、20世紀になってから建築・土木の分野で多く使われるようになった。日本では1923年の関東大震災後、防火・耐震などその有用性が認められ広く使用されるようになった。 鉄筋コンクリート構造は大きく二種類に分けられ、柱と梁で構成するラーメン構造、壁面と床版など平面的な構造材で構成する壁式構造がある。実務上は低層建物の場合、この2つを組み合わせた壁式ラーメン構造である事も多い。以前は高層ビルといえば、鉄骨鉄筋コンクリート造であったが、技術の進化により高強度コンクリートを使用した、純粋な鉄筋コンクリート構造での高層ビルも多い。 == 歴史 == 1867年に、フランスの植木職人モニエが、コンクリートに鉄を組み合わせた植木鉢や水槽の製法で特許を取ったのが鉄筋コンクリートの最初と言われる。モニエはその後、対象を建築物や橋に広げて特許を取得した〔小畠克朗・谷口英武『新建築構法:S造とRC造その発想の原点から施工まで』 p.146-147、建築技術、2008年3月〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉄筋コンクリート構造」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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