|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 鉄 : [てつ] 【名詞】 1. iron ・ 鉄路 : [てつろ] 【名詞】 1. railroad 2. railway ・ 路 : [ろ] 【名詞】 1. road 2. street 3. path ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel ・ 駅 : [えき] 【名詞】 1. station
鉄道駅(てつどうえき、、)は、鉄道を構成する施設の一つで、列車への旅客の乗降、貨物の積降に使用する場所である。 == 名称・歴史 == 英語では「station ステーション」、フランス語では「gare ギャール(ガール)」と言う。 ;日本語の呼称 現在、日本では一般に「駅(えき)」と呼ぶ〔ちなみに、中国語では「駅」は「」(繁体字)または「」(簡体字)と書くが、鉄道駅の意味はない。鉄道駅の意味で用いるのは日本語および朝鮮語の用法である。中国語で鉄道駅は「」()という。〕が、「停車場」(ていしゃじょう、ていしゃば)などとも呼ばれる。なお、もっぱら貨物の取り扱いをする駅は「貨物駅」という(後述)。 路面電車(軌道)の発着場所は、停留場(ていりゅうじょう)〔日本での法令上の呼称。索道、トロリーバス(無軌条電車)においても停留場である。〕、電停(でんてい)とも呼ばれる。呼称については地域差が大きい。たとえば東京都内の場合、都電ではかつては「電車の停留場」と呼ばれ〔一般には停留所ともよばれた。〕、現在は「都電の停留場」と呼ばれている。一方で、東急世田谷線は鉄道線と同様に「駅」と呼ばれているが路面電車の根拠となる軌道法による正式名称ではない。東京都内では昔も今も「電停」と呼ばれることは、まれである。東京以外では「○○電停」の呼称が一般に通用する地域もある。 明治時代に日本に鉄道が導入された際、英語の ' の日本語訳が確定せず、 * 鉄道舘〔(東京都公文書館 2010年6月)〕〔東京名所内 新橋鉄道舘之図 (早稲田大学図書館)〕〔新橋鉄道舘 (東京ガス「明治錦絵の世界 」。橋本貞秀、1871年(明治4年)制作)〕〔東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図 (国立国会図書館。立斎広重作、1872年(明治5年)発行)〕 * ステイション〔 * ステーション〔駅とは? (NHK「気になることば」 2011年10月13日)〕〔一例として、1900年(明治33年)初出の『鉄道唱歌』歌詞に見ることができる。〕 * ステイーシヨヲン〔東京名勝之内「新橋新橋ステイーシヨヲン」 (東京ガス「明治錦絵の世界」。揚堂玉英、1878年(明治11年)制作)〕〔上村翁旧蔵浮世絵集「新橋ステイーシヨヲン之賑」 (静岡県立中央図書館蔵、1881年(明治14年)発行)〕 * ステンション〔新橋ステンション (東京ガス「明治錦絵の世界」。小林清親、1881年(明治14年)制作)〕 * ステンショ〔(名古屋都市センター「まちづくり来ぶらり」第46号 2009年3月)〕〔京都駅の歴史 (京都駅ビル)〕〔大阪駅進化論 (JR西日本「Blue Signal」vol.101 2005年7月)〕 などと呼ばれた〔「ステン所」や「蒸気車会所」という呼び名もあったとする者もいるが典拠不明。〕。明治10年代くらいから「停車場」が用いられ、正式な訳語となった〔。一方で利用者は、街道(駅路)の宿場(宿駅、駅家)を意味する「驛」(新字体「駅」)を用いた〔。鉄道の発達に伴って、明治中頃までに街道の「駅」はその地位を失い、鉄道の「駅」に人々が集うようになったため、宿場を指して「駅」と言わなくなっていった〔。鉄道関係者も ' を時に「駅」、時に「停車場」と用語を混用したため、鉄道省は、1936年(昭和11年)に職制を改正し、「駅」と「停車場」との呼び分けを明確にした。 駅には固有の名称である駅名がつけられている。駅名は主に所在地の地名や人物名など伝統的な呼称から採られることも多かったため漢字表記またはそれを主体としたものが圧倒的に多いが、近年は施設名などに由来した平仮名や片仮名表記のものも散見される。なお、日本で初めて片仮名表記のみの呼称を用いた駅は1961年に開業した「ハイランド駅」(現 富士急ハイランド駅)である〔富士急ハイランド (各駅のご案内) - 富士急行(2008年6月30日更新、2012年8月28日閲覧)〕。 の日本語訳が確定せず、 * 鉄道舘〔(東京都公文書館 2010年6月)〕〔東京名所内 新橋鉄道舘之図 (早稲田大学図書館)〕〔新橋鉄道舘 (東京ガス「明治錦絵の世界 」。橋本貞秀、1871年(明治4年)制作)〕〔東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図 (国立国会図書館。立斎広重作、1872年(明治5年)発行)〕 * ステイション〔 * ステーション〔駅とは? (NHK「気になることば」 2011年10月13日)〕〔一例として、1900年(明治33年)初出の『鉄道唱歌』歌詞に見ることができる。〕 * ステイーシヨヲン〔東京名勝之内「新橋新橋ステイーシヨヲン」 (東京ガス「明治錦絵の世界」。揚堂玉英、1878年(明治11年)制作)〕〔上村翁旧蔵浮世絵集「新橋ステイーシヨヲン之賑」 (静岡県立中央図書館蔵、1881年(明治14年)発行)〕 * ステンション〔新橋ステンション (東京ガス「明治錦絵の世界」。小林清親、1881年(明治14年)制作)〕 * ステンショ〔(名古屋都市センター「まちづくり来ぶらり」第46号 2009年3月)〕〔京都駅の歴史 (京都駅ビル)〕〔大阪駅進化論 (JR西日本「Blue Signal」vol.101 2005年7月)〕 などと呼ばれた〔「ステン所」や「蒸気車会所」という呼び名もあったとする者もいるが典拠不明。〕。明治10年代くらいから「停車場」が用いられ、正式な訳語となった〔。一方で利用者は、街道(駅路)の宿場(宿駅、駅家)を意味する「驛」(新字体「駅」)を用いた〔。鉄道の発達に伴って、明治中頃までに街道の「駅」はその地位を失い、鉄道の「駅」に人々が集うようになったため、宿場を指して「駅」と言わなくなっていった〔。鉄道関係者も ' を時に「駅」、時に「停車場」と用語を混用したため、鉄道省は、1936年(昭和11年)に職制を改正し、「駅」と「停車場」との呼び分けを明確にした。 駅には固有の名称である駅名がつけられている。駅名は主に所在地の地名や人物名など伝統的な呼称から採られることも多かったため漢字表記またはそれを主体としたものが圧倒的に多いが、近年は施設名などに由来した平仮名や片仮名表記のものも散見される。なお、日本で初めて片仮名表記のみの呼称を用いた駅は1961年に開業した「ハイランド駅」(現 富士急ハイランド駅)である〔富士急ハイランド (各駅のご案内) - 富士急行(2008年6月30日更新、2012年8月28日閲覧)〕。 を時に「駅」、時に「停車場」と用語を混用したため、鉄道省は、1936年(昭和11年)に職制を改正し、「駅」と「停車場」との呼び分けを明確にした。 駅には固有の名称である駅名がつけられている。駅名は主に所在地の地名や人物名など伝統的な呼称から採られることも多かったため漢字表記またはそれを主体としたものが圧倒的に多いが、近年は施設名などに由来した平仮名や片仮名表記のものも散見される。なお、日本で初めて片仮名表記のみの呼称を用いた駅は1961年に開業した「ハイランド駅」(現 富士急ハイランド駅)である〔富士急ハイランド (各駅のご案内) - 富士急行(2008年6月30日更新、2012年8月28日閲覧)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鉄道駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Train station 」があります。 スポンサード リンク
|