|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 銃 : [じゅう, つつ] 【名詞】 1. gun (barrel) ・ 銃後 : [じゅうご] (n) the homefront ・ 後 : [のち] 1. (n,adj-no) afterwards 2. since then 3. in the future ・ 守 : [もり] 【名詞】 1. nursemaid 2. baby-sitting ・ 守り : [まもり] 【名詞】 1. protection 2. defense 3. defence 4. safeguard 5. charm 6. talisman
銃後の守り(じゅうごのまもり)とは、軍隊などで直接戦闘に参加したり戦闘部隊を支援する輸送部隊に参加するのではなく、それら軍隊が消費する資源・物資の供給を支えることによって戦争の遂行と勝利を支援するという考え方。戦場の後方である、銃後で働くことから。 ==概要== 主に軍隊に入隊せず、軍需工場などで勤労し、戦争遂行に協力することを指すが、更には平時にあっては主要な労働者である青年-中年層の男子が兵士として前線に出払っている間、国内の産業・経済から交通など社会体制の維持に積極的に参加する概念を含んでいる。 この考え方は、第一次世界大戦以降、戦争の形態が従来の軍隊同士の散発的な衝突から、国家総力戦などでより大規模になっていく過程で発生した。ひとたび戦争が起これば、国内の労働力の少なからぬ部分が前線に兵力として駆り出され、後方の社会が労働力不足で混乱するほどになったほか、大規模な戦闘が都市や地域を巻き込み、非武装市民までもが戦禍を蒙るようにもなり、より一層銃後の守りを固める必要性が唱えられた。 なお直接には前線での戦闘には参加しないものではあるが、航空機の発達は制空権の状態にもよって易々とはるか後方の非武装地帯までもを攻撃することを可能としており、こと軍需工業地帯は銃後の守りとして生産に従事する労働者たちも空襲などの被害を蒙ることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「銃後の守り」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|