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デキ3形電気機関車(デキ3がたでんききかんしゃ)は、銚子電気鉄道が所有する直流用電気機関車である。銚子電気鉄道唯一の電気機関車であり、デキ3の1両のみ在籍している。 日本の1,067mm軌間の電気機関車としては、現存最小である。 == 概要 == 1922年にドイツのアルゲマイネ社で製造された、全長わずか4.5mほどの凸型電気機関車である。元は山口県宇部の沖ノ山炭坑(現・宇部興産)の専用線(沖ノ山旧鉱 - 新沖山)で運用された。 1930年(昭和5年)、宇部電気鉄道が沖ノ山旧鉱 - 新沖山を引き継いだ際、同社の車籍に入らず、銚子電気鉄道に売却されるまでの動向は不明である。1941年(昭和16年)に銚子電気鉄道に移籍し、デキ3に改称〔宇部電気鉄道時代の番号は不明で、同社のデキ1形(1,2)と番号の関係性はない。本機がデキ3となったのは銚子に在籍していたガソリン機関車の追番となったことによる。〕。ヤマサ醤油の工場へ原料塩などの材料を運んでいた〔当初は客車も牽引していた。〕。1984年(昭和59年)の貨物営業廃止に伴い、営業運転から退いた。 2015年現在は仲ノ町車庫で動態保存され、有志により修理・点検がなされている。仲ノ町車庫内の見学は仲ノ町駅窓口で入場券を購入すれば可能〔仲ノ町駅#仲ノ町車庫も参照〕。車籍は存置されているが、資金不足により法定検査期限が切れており、本線走行はできない。2009年秋から2013年2月までの間は、黒の単色塗装から上半分クリーム色・下半分赤の旧塗装色にリバイバル塗装されていた。また2012年春には、生誕90周年記念として集電装置がビューゲルから登場時のポールに換装された。 Image:Choshi-Electric-Railway-deki3.jpg|仲ノ町車庫にてデキ3形(2006年撮影) Image:Choshi Electric Railway Deki 3 Bow collector.JPG|デキ3に備わる集電装置のビューゲル(2006年撮影) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「銚子電気鉄道デキ3形電気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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