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錦江湾号(きんこうわんごう)はかつて名古屋市の名鉄バスセンターと鹿児島市のいづろバスセンターの間を結んでいた高速バス路線である。 愛称の「錦江湾」は鹿児島湾の別名である。 == 概説 == 1991年に路線開設。名古屋-鹿児島間1090kmを結ぶ、名古屋・鹿児島からの高速バスとしては最長距離路線で、日本における高速バス路線の歴史全体でもはかた号に次ぐ長距離路線である。 当時最長距離のはかた号、3位のドリームふくふく号と比較して、車両に大きな特徴はなく、名古屋鉄道が専用車を1台用意した以外は各社とも他の夜行路線との共通運用とした。これは鹿児島側では3社とも参入したため、運行比率が下がったためである〔名古屋鉄道は隔日運行(換算すると1日0.5往復)であったが、残りの半分を3社で分担したため、単純に考えると6日に1回しか担当しないことになる(換算すると1社あたり1日0.16往復)〕。特に林田産業交通は南海電気鉄道(当時)と共同運行していた鹿児島-大阪線と共通の車両としたため、車体には「SOUTHERN CROSS」とロゴが入っていた〔鈴木文彦『新版・高速バス大百科』p187の写真など、鹿児島での開業セレモニーの報道写真などで確認できる。〕。 長距離路線と都市間の位置づけが仇となり、長続きせず、1996年12月1日に路線廃止となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「錦江湾号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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