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鍋焼きうどん(なべやきうどん)は、うどんを用いた料理の一種。鍋焼き、煮込みうどんとも呼ぶ。 一人用の小型の土鍋にめんつゆとうどんを入れ、その上にシイタケ、かまぼこ、ニンジンやネギなどの野菜類、エビの天ぷら、生卵、麩などの具を乗せて煮たもの。グツグツと沸騰したまま供し、鍋から直接食べる。具は多様で卵を伊達巻に代えたり、つみれや蒲鉾を入れる店もある。調味料に味噌を使用するものは「味噌煮込みうどん」と呼ぶことがある。 「焼き」の名を持つが、いわゆる焼きうどんとは全く異なり、鍋料理の範疇に入る。 蕎麦屋やうどん屋でも定番のメニューであるが、調理に時間や手間がかかるため、立ち食い形式の店ではほとんど見られない。大部分の店では冬期間のみに提供する。明治時代には焼き芋屋のように冬に棒手振りが行商を行っていた〔きょうの料理 2015年1月12日放送分〕。スキー場のレストランでも人気が高いメニューであるが、効率などの観点からたいていは冷凍食品を用いる。 使い捨て可能なアルミ箔製の鍋に、麺とだし汁、具材をひとまとめにパックした商品も作られている。近年ではIH調理器に対応した商品も登場している。 == 松山の鍋焼きうどん == 愛媛県松山市内には鍋焼きうどんを出す食堂が多い。市内中心街には、戦後すぐから営業している老舗店が2店ある。その特徴として、やわらか麺、甘めのだし汁が共通項として挙げられる。2006年秋の地元誌の調べによると、120軒余りのうどん店でメニューに載っている。また、夏季を含めた通年で提供する店が多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鍋焼きうどん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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