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鎌脚虫 : ミニ英和和英辞書
鎌脚虫[かま]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かま]
 【名詞】 1. (1) sickle 2. (2) part of a fish around the gills 
: [あし]
 【名詞】 1. leg 
: [むし]
 【名詞】 1. insect 

鎌脚虫 ( リダイレクト:カマアシムシ ) : ウィキペディア日本語版
カマアシムシ[むし]

カマアシムシ(鎌脚虫)は、節足動物門六脚上綱内顎綱カマアシムシ目(原尾目、''Protura'')に属する動物の総称。
前脚をのような形に持ち上げているところからその名がある。
内顎綱 ''Entognatha'' は昆虫に近縁でより原始的なグループで、ほかにトビムシ目コムシ目が含まれ、昆虫とあわせて六脚類をなす。〔サイコクカマアシムシ Baculentulus densus (Imadaté) の発生学的研究(六脚上綱・カマアシムシ目)−胚発生の概略− 福井眞生子,町田龍一郎 2005 つくば生物ジャーナル〕
== 特徴 ==
主に土壌中に生息する。触角はないが偽眼(擬眼)と呼ばれる触角が退化したと思われるものがある。体は細長い。胸部にある3対の足のうち、前足を持ち上げ、その先端部分を前方に折りまげ、まるで鎌を構えたような形にしている。ただし、カマキリのように捕食用に用いるわけではなく、多くの感覚毛が並んでいる。腹部は細長く、腹部第1-3節には小さな腹脚の痕跡のような付属肢がある。また、腹部の体節は、成長によって増える。この様な性質は昆虫にはなく、ムカデなどの多足類と共通するもので、昆虫の系統関係を考える上でも重要である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カマアシムシ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Protura 」があります。




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