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鎮護国家三部経 : ミニ英和和英辞書
鎮護国家三部経[ちんごこっか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

鎮護 : [ちんご]
  1. (n,vs) guarding 2. protecting
護国 : [ごこく]
 【名詞】 1. defense of one's country 2. defence of one's country 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国家 : [こっか]
 【名詞】 1. state 2. country 3. nation 
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 
: [み]
  1. (num) three 
三部 : [さんぶ]
 【名詞】 1. three parts 2. three copies 
: [けい, たていと]
 (n) (weaving) warp

鎮護国家三部経 ( リダイレクト:護国三部経 ) : ウィキペディア日本語版
護国三部経[ごこくさんぶきょう]
護国三部経(ごこくさんぶきょう)とは『法華経』『仁王経』『金光明経』の三つの仏教経典である。「鎮護国家三部経」「鎮護国家の三部」とも。その呼び名の通り、国家の安泰を願って用いられた。この三部経の括りを定めたのは最澄だという。
溪嵐拾葉集』では真言密教における三つの「経王」(『大日経』『金剛頂経』『蘇悉地経』)と護国三部経(こちらは「鎮護国家経王」と呼ばれる)を対応させる説が引用されている。それによると『大日経』には『法華経』、『金剛頂経』には『仁王経』、『蘇悉地経』には『最勝王経』(義浄訳の『金光明経』)が対応する。顕教のものである『法華経』、『仁王経』、『最勝王経』はそれぞれが対応する密教経典の「浅略」であるという。
円仁は大日経、金剛頂経、蘇悉地経を「鎮護国家の三部」と位置づけた。日蓮は『曽谷入道殿御書』において、この説を最澄以来の鎮護国家を破壊するものとして否定し、これによって比叡山に邪義が生まれ、その邪義が鎌倉に侵入し、やがては日本を滅ぼすとした。

==参考文献==

*山折哲雄『仏教用語の基礎知識』角川書店、2000年 ISBN 978-4047033177

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「護国三部経」の詳細全文を読む




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