|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 長 : [おさ] 【名詞】 1. chief 2. head ・ 長い : [ながい] 【形容詞】 1. long 2. lengthy
ſ はラテン文字(アルファベット)の小文字のひとつであり、19番目の文字 s (エス) の別の形である。19世紀以降一般的になった字形 (s) との区別のために、"ſ" は長いs(、)、語中のs()などと呼ばれる。それに対して "s" は短いs()、丸いs()、語末のs()などと呼ばれる。長いsには小文字のみが存在し、大文字は短いsと等しく "S" である。 18世紀後半から19世紀前半頃に使用されなくなり「短いs」(s) に統一されたが、数学の積分記号などにその名残を確認することができる。 ==字形== かつてはエスの字形としてごく一般的に用いられていたものであり、語頭・語中において用いられた。原則として、語末・ アポストロフィーの前・fの前後・b, kの前においてのみ短いsを用いた。英語を例に取ると、短いsのみで表すと と表記される単語は との表記になる。さらにドイツ語では、語中であってもそれが複合語の語根の末尾である場合には語末のsを用いるなど、使い分けはさらに複雑になる。こういった語中・語末での字形の使い分けはギリシア文字のシグマに似る(語中形: , 語末形: )。 字形は小文字のエフ "f" とよく似ており、それに加えてフラクトゥールの影響を強く残す書体では、縦線中央左側に小さな突き出しがあるため一層混同しやすい。右にまで横線が突き抜けている場合はエフ "f" であり、横線が左側のみにとどまる場合、あるいは横線が存在しない場合は長いエス "ſ" である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長いs」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|