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長いお別れ : ミニ英和和英辞書
長いお別れ[ながいおわかれ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
長い : [ながい]
 【形容詞】 1. long 2. lengthy 
お別れ : [おわかれ]
 (n) farewell
: [べつ]
  1. (adj-na,n,n-suf) distinction 2. difference 3. different 4. another 5. particular 6. separate 7. extra 8. exception 
別れ : [わかれ]
 【名詞】 1. parting 2. separation 3. farewell 4. (lateral) branch 5. fork 6. offshoot 7. division 8. section 

長いお別れ : ウィキペディア日本語版
長いお別れ[ながいおわかれ]

長いお別れ』(ながいおわかれ、''The Long Goodbye'')は、アメリカの作家レイモンド・チャンドラーハードボイルド小説1953年に刊行された、私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする長編シリーズの第6作目。
大いなる眠り』や『さらば愛しき女よ』と並ぶチャンドラーの長編である〔1995年出版のアメリカ探偵作家協会によるベスト100では、8位に「大いなる眠り」、13位「長いお別れ」、21位「さらば愛しき女よ」となっているが、日本ではハヤカワミステリーベスト100など、ほとんどのランキングで、チャンドラー作品としては1位を保ち傑作とする人が多い。〕。感傷的でクールな独特の文体、台詞、世界観に魅了されるファンは今でも多い。チャンドラーのハードボイルド小説は、長編短編問わず、ほとんどが探偵の一人称による語りだが、特に本作以降ハードボイルド小説というものはこの形式が模倣を超えて定番化したとさえ言え、この形式をとるハードボイルド小説の人気ははいまだ衰えていない。「ギムレットには早すぎる」や「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」、「警官とさよならを言う方法はまだ発明されていない。」(いずれも清水俊二訳)などのセリフで知られる。
1973年ロバート・アルトマン監督により映画化され(日本では『ロング・グッドバイ』のタイトルで公開)、2014年日本で『ロング・グッドバイ』のタイトルでテレビドラマ化された。
== あらすじ ==
私立探偵フィリップ・マーロウは、偶然二度助けた宿無しだがどこか品性のあるテリー・レノックスに惹かれるものを感じ、友人となる。やがてマーロウは、資産家の娘と寄りを戻したレノックスと、毎晩酒場で杯を傾けるようになるが、宿無しのときのレノックスのほうが良かったなどと違和を感じる。そんなある深夜、レノックスがただならぬ様子でマーロウのところにメキシコへ逃れる手助けを頼みに来る。レノックスの妻が殺されたのだという。マーロウはレノックスの無実を信じ、ただ頼まれたとおりにするが、家に戻ってみると待っていたのは警官で、レノックスの妻殺しは、レノックスに容疑がかかっていたのだった。マーロウは友を守るためにことさら反抗的に振舞うので、警察に連行されさんざんな目にあうが、レノックスがメキシコで自殺したとの情報が入ったので釈放される。呆然として家に戻ると「ギムレットを飲んだら、僕のことはすべて忘れてくれ」と書かれたレノックスからの手紙が届いていた。マーロウはやがて、レノックスの隣人で失踪したアル中の小説家の捜索を、その美人妻と編集者から依頼される。小説家はマーロウのおかげで戻ってくるが、彼は殺されたレノックスの妻と関係があった。小説家は禁酒の監視役をマーロウに仕事として依頼するが、小説家もまた何者かに殺されてしまう。レノックスの件でマーロウを脅迫してくるヤクザ、レノックスの岳父にあたる謎めいた大富豪など、くせものが次々とマーロウの前に現れ、意外な真相と過去にたどり着くが、それでも腑に落ちぬマーロウはくすぶった毎日を送る。そこへ一人の男がマーロウを訪問する……。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「長いお別れ」の詳細全文を読む




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