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『長七郎江戸日記』(ちょうしちろうえどにっき)は、1983年~1991年に日本テレビ系で放送された時代劇シリーズ。駿河大納言忠長卿の遺児・松平長七郎長頼が、江戸の町にはびこる悪を倒していく痛快時代劇。原作は村上元三。 なお、テレビ朝日系で放送されていた『長七郎天下ご免!』は本作品の前身に当たるが、設定や登場人物等が大きく異なっており、ストーリー上の繋がりは全くない。 ==内容== ;クライマックス 夜半、悪の一味が首謀者の屋敷で密談していると、どこからか悪事を咎める声が響いてきて会話を遮る。首謀者が「何奴じゃ!」と叫ぶと長七郎が姿を現し、着流しに金糸で刺繍してある三つ葉葵の紋が一味の目に入ると、すかさず供の三宅宅兵衛が「えい、控えぃ! これにおわすは畏れ多くも上様(=徳川家光)の甥御様、松平長七郎長頼君なるぞ!」と一喝(右平次が代わりを務めることもあった)また長七郎のみの場合、「いかにも!松平長七郎長頼!」と名乗ると一味は畏まる〔尚、第2シリーズで将軍が徳川家綱に代替わりした設定になってからは「上様の甥御様」の部分が「将軍家御血筋にあらせられる」に変更されている。〕。しかし、首謀者は「此奴は長七郎君の名を騙る偽者じゃ!」あるいは「ええい、長七郎君とて構わん!」などと開き直って家臣や用心棒総がかりで斬り掛かってくる。 そこで長七郎は「止むを得ん、俺の名前は引導(印籠ではない)代わりだ、迷わず地獄に堕ちるがよい!」と啖呵を切って大小を抜き、二刀流の妙技で一味をバッタバッタと斬り捨ててゆく。最後に首謀者に止めを刺すと、大刀と小刀をそれぞれ大きく一振りして血曇りを払い、回れ左で旋回しつつ両刀を同時に鞘に納める。(止めを刺す前に「俺の名前は引導代わりだ、…」と言うパターンもある。)再び正面に向いた所を切り替わったカメラが大写しにして「決め」となるが、この納刀シーンがシリーズを通じての一つの見せ場となっていた。 ;『長七郎天下ご免!』との相違 「天下ご免!」におけるクライマックスの長七郎登場シーンでは「天、不正を為せば(天、悪蔓延れば)それを断つ(斬る)! 悪に上下の隔てはない!天下ご免!松平長七郎!」と自身で名乗りを上げ、供による身分開示はない。殺陣に入る前の長七郎の決め台詞は「止むを得ん、生涯勝手(天下御免)の長七郎、天に代わって貴様達を斬る!」である。 また、一件落着後、ナレーションで「数日後、××(成敗された旗本や大名)は幕閣(または長七郎)の格別の計らいで病死と届け出があった」という解説が入るが、「江戸日記」では後日談はナレーションよりも旅立ちシーンなどで描かれることが多い。 「天下ご免!」にて丹波哲郎演じる老中・松平伊豆守(松平信綱)は、長七郎のよき理解者であり難事件の解決を依頼したり影供を付けたりしている他、長七郎も相談のため毎回屋敷を尋ねていたが、「江戸日記」では長七郎が幕閣の有力者と懇意にしている描写は特にない〔町奉行は長七郎を知っていて、配下が奉行所に同道してしまったような際に恐縮する描写がある。〕。 逆に「江戸日記」では、同じ丹波が演ずる柳生宗冬が、長七郎を「謀反を企てようとする危険人物」と思い込み、警戒して忍び上がりの配下に監視させたりしている(但し彼らは長七郎に惚れ込んで手助けしてしまうことが多い)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長七郎江戸日記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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