|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 長 : [おさ] 【名詞】 1. chief 2. head ・ 冠 : [かんむり] 【名詞】1. crown 2. diadem 3. first 4. best 5. peerless 6. cap 7. naming 8. designating 9. initiating on coming of age 10. top character radical, 11. corona, comb
長冠(おさこうぶり)は、鳥山石燕による妖怪画集『百器徒然袋』に描かれている日本の妖怪〔 == 概要 == 頭部が冠(巻纓冠)の妖怪として描かれており、束帯を身にまとい、手に笏を持っている。『百器徒然袋』での解説文には、 とある。「東都の城門」とは中国の歴史書『後漢書』に記されている王莽(おうもう)に仕えることを正しくないとして逢萌(ほうぼう)が官職を辞し自分の冠を東都の城門に掛けて去った「挂冠」(けいかん)と呼ばれる故事を引いたもので、長冠はそのような立派な冠とはまったく逆の「保身のために冠をずっと手放さないようなよこしまな者」の冠の妖怪ではないかと記されている〔。 石燕は沓頬とおなじ見開きに長冠を描いており、この2体は中国のことわざ「瓜田に履(くつ)を入れず李下に冠(かんむり)を正さず」および、『徒然草』に冠(65段)と沓(66段)が登場することをモチーフにして創作されていると考えられている〔〔水木しげる『決定版日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』 講談社(講談社文庫) 2014年 ISBN 978-4-06-277602-8 269頁〕。 浮世絵師・月岡芳年は錦絵『百器夜行』(1865年)に石燕の長冠を参考にしたと見られる絵を描いている〔別冊太陽『妖怪図譜』平凡社 2014年 48頁 ISBN 978-4-582-92219-6〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長冠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|