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長尾 頼景(ながお よりかげ)は、室町時代の越後守護代。長尾景房の子。 == 生涯 == 父景房は守護代を務めた長尾高景の末子であるが、嫡流は頼景の伯父にあたる長尾邦景が継いだため、景房・頼景父子は守護である上杉房朝に仕えた。ところが、宝徳元年(1449年)に上杉房定が守護になると房定と邦景が対立し、翌年には邦景が房定によって処刑され、これに憤慨した邦景の嫡男実景が反乱を起こした。このため、房定は頼景と飯沼頼泰に命じてこれを討った。 邦景父子滅亡後、頼景は守護代に就任して飯沼頼泰・千坂定高と共に国政を掌握した。折りしも関東では、上杉氏と古河公方足利成氏の間で享徳の乱が発生しており、文正元年(1466年)には関東管領山内上杉家の断絶により、急遽13歳の上杉顕定(房定の子)がその後継者となったために、実父である房定が上杉軍の事実上の総帥となって関東に留まった。そのために頼景が越後の留守を預かって政務を担当した。 玄孫景虎に至るまでの越後長尾氏の基礎を築いた人物といえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長尾頼景」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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