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長崎県立五島海陽高等学校(ながさきけんりつ ごとうかいようこうとうがっこう, Nagasaki Prefectural Goto Kaiyo High School)は、長崎県五島市坂の上一丁目にある県立高等学校。 == 概要 == ;歴史 :1976年(昭和51年)に開校した「長崎県立五島商業高等学校」を前身とする。2005年(平成17年)に現校名の「長崎県立五島海陽高等学校」に改称し、総合学科校となった。 ;校名の由来 :五島の雄大な海のように豊かな心と、南国の太陽のように明るく、熱い情熱をもった人間に育ってほしいという願いが込められており、港が見える丘の上にそびえ立つ校舎から望まれる、陽の光に輝く海をイメージしている〔県立五島商業高等学校の新校名案について(長崎県広報広聴課) 〕。 ;設置課程・学科 :全日制課程 総合学科 5系列 : *人文・自然系列 - 大学(4年制大学文系)進学、高等看護学校受験に対応。 : *ビジネス系列 - 多様化する社会に対応し、ビジネス活動に必要な内容を幅広く学ぶ。 : *情報系列 - 情報化社会の進展に対応でき得る能力の育成。 : *生活総合系列 - 衣食住、保育、福祉に関する基礎的・基本的な内容の学習。 : *地域振興系列 - ビジネス活動の意義や役割を学び、経済社会で過ごすために必要な力を身につけ、将来地域に貢献できる人材育成。 :1年生の時は全員共通の授業を受けるが、1年生の9月ごろに系列を選択し、2年生から系列の授業が始まる。また人文・自然系列は2年・3年とクラス替えがない(基本的に、1組に全員所属する)。 ;校訓 *「誠実」- 互いに真心の燈をともそう *「自彊〔読みは「じきょう」。意味は「自ら励み努力すること」。〕」- たゆまず努力し進んで自己を高めよう *「開拓」- 力を合わせ新しい道を切り開こう ;スローガン :「巻き起こせ 海陽力で新風を」~学校は生徒が主役 学校は学びの場~ ;校章 :「五島の海の昇る朝日のように清らかで情熱的な心と、いかなる困難にもくじけることのない逞しさをもち、伝統への敬意を胸に、瞳たかく新たな道に乗り出して行くような人物に成長してほしい」との願いが込められ制定された。「海陽(青色の文字)」、「赤色の円」、「三本ののびやかな曲線」、「周囲をかたどる六角形」を組み合わせたデザインになっている。それぞれのモチーフが表すものは以下の通り。 : *「赤色の円」- 五島の海に昇る太陽を表し、確かな自己実現のために、熱い情熱を胸に、五島海陽高校に集う生徒たちをイメージしている。 : *「三本ののびやかな曲線」 ::五島灘を吹き渡る清爽〔読みは「せいそう」。意味は「清くさわやかなこと、さっぱりして気持ちがいいこと」。〕とした風を示している。その1本1本には、素直な心で自らを高め、常に新たな道を切り開くことを謳(うた)う校訓「誠実」・「自彊」・「開拓」がなぞらえられている。 : *「周囲をかたどる六角形」 ::五島市江川町に今も残る「六角井戸」(長崎県指定文化財)を模したもので、天文9年(1540年)に通商のため福江島を訪れた明国商人王直に、同島の領主であった宇久盛定が唐人町の居住地とこの井戸を与え、島の財政に活力をもたらしたという歴史にちなんでいる。この部分だけが前身の五島商業高校の校章のデザインを残している。 ;校歌 :作詞は本田忠実、作曲は松尾政彦による。歌詞は3番まであり、五島列島福江島の「鬼岳」(おにだけ、315m)や「翁頭(おうとう)の峰」(翁頭山、429m)の自然や、歴史を思わせる「唐船」〔中国船のこと。〕の往来が歌詞の中に盛り込まれている。 ;寄宿舎 :校訓にちなみ、「自彊寮」と称されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長崎県立五島海陽高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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