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長崎県道11号 : ミニ英和和英辞書
長崎県道11号[ながさきけん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
長崎県 : [ながさきけん]
 (n) Nagasaki prefecture (Kyuushuu)
: [みさき]
 (n) cape (on coast)
: [けん]
 【名詞】 1. prefecture 
県道 : [けんどう]
 【名詞】 1. prefectural road 
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

長崎県道11号 ( リダイレクト:長崎県道11号佐世保日野松浦線 ) : ウィキペディア日本語版
長崎県道11号佐世保日野松浦線[ながさきけんどう11ごう させぼひのまつうらせん]

長崎県道11号佐世保日野松浦線(ながさきけんどう11ごう させぼひのまつうらせん)は佐世保市干尽町から松浦市志佐町に至る主要地方道県道)である。
== 概要 ==


* 距離:38.134km
* 起点:佐世保市干尽町(=西九州自動車道佐世保みなとインターチェンジ・佐世保市道干尽線交点)
* 終点:松浦市志佐町浦免(=国道204号交点)
北松浦半島を南北に縦貫する。本来は1本の県道ではなく、1955年に主要地方道として第一次認定を受けた佐世保志佐線や1958年に認定を受けた佐世保鹿町線・相浦港本山線などを再編したものである。そのため、場所によって、さまざまな風景に出会える。
起点は長らく佐世保市中心部の国道35号松浦町交差点だったが、佐世保みなとインターチェンジの開業にともない、2000年代にみなとIC入口を起点に切り替えた。新起点区間(干尽町‐平瀬町)は旧市道で、旧海軍施設を民間に開放した際に付設された戦後の道路で、佐世保競輪場や佐世保海上保安部が沿線にある。4車線で、西九州自動車道の高架下を通る。佐世保駅裏区間を経て、旧市街地の臨港地区に進む。
1968年航空母艦エンタープライズ入港阻止闘争の舞台となった佐世保川の平瀬橋を渡ると、旧佐世保鎮守府構内道路区間に入る。旧ジョスコー線跡と平行に米軍基地内を東西に横断、米軍ゲート前でSSKバイパス(市道佐世保相浦循環線)が分岐し、県道26号との重複区間に入る。重複区間も中央分離帯つき4車線。
重複区間から山側に鋭角に方向転換して、旧来の11号単独区間に入る。佐世保中央インターチェンジを迂回し、佐世保軍港開港後に発展した住宅街に分け入っていく。佐世保軍港開港に際し、沿岸部に住んでいた住民を立ち退かせ、代替地として開かれた断崖上の古い土地である。このため、戦前のメインストリートと別に戦後規格の歩道つき2車線道路が新設され、県道は戦後規格の道をたどる。断崖上にあるため、勾配がところどころにあり、カーブも多い。戦後も佐世保重工業従業員が主に定住したため、住宅や商店、町工場が沿線に並び、交通量は多い。日野峠を通過して相浦地区に入る。このルートは、戦前に相浦地区の炭鉱と佐世保市街を結ぶために整備された。1車線の旧道は山沿いに残っている。
鹿子前入口交差点でSSKバイパスと合流し、再び4車線に戻る。1969年に長崎県で開かれた創造国体に備えて整備された区間で、佐世保会場となった総合グラウンドは現在もスポーツ施設として活用されている。沿線はロードサイドショップが林立する。長崎県立大学前を通過し、木宮町の交差点で旧佐世保鹿町線区間は終わる。交差点で合流する旧相浦港本山線区間に入ると、4車線は国道204号合流まで続くものの、ロードサイドショップはまばらになる。相浦市街地を抜けて佐々町方面に抜ける交通が多いため、旧相浦港本山線区間は交通量が減る。しかし相浦中里インターチェンジが設置され、交通量は激増傾向にある。
下本山交差点から吉岡町まで、国道204号との重複区間が約2km続く。相浦川を渡って2車線の旧佐世保志佐線区間に入る。支流の小川内川左岸を遡っていくが、一部に1車線区間が残っている。県道40号の妙観寺トンネル経由新道が開通したので、1車線区間の拡幅工事が進行している。県道40号新道と分岐すると、地元では「菰田越え」と呼ばれる世知原地区へ向かう山岳ルートに入る。菰田ダムを除くと大規模な施設はない。分岐からまもなくセンターラインが消え、1.5-2車線で江里峠を目指す。江里峠直下の連続カーブ区間は道路が拡張されている。峠を越えて世知原地区に入ると、センターラインが復活する。高台の棚田や茶畑の区間を通過すると、山林の中を連続ヘアピンカーブで一気に世知原の市街地に下りていく。最後のカーブで幅員が一気に狭くなり、路線バスとの離合は困難である。バスの全幅いっぱいの狭い道となり、世知原の市街地を横断する。
世知原から市境の椋呂路峠下までは、北松広域農道の区間に取り込まれており、ルート変更を伴う大規模な整備が行われている。このため、長崎県道54号栗木吉井線との重複区間は分岐変更のために200m程度に伸びている。麓付近はセンターラインなしの2車線だが、中腹からセンターラインが設置され、カーブ緩和のための急勾配ショートカットが随所に現れる。椋呂路峠下で北向きに農道と分岐するが、県道は1車線に減少する。急勾配を1車線で上り詰め、峠は拡張されたヘアピンカーブで乗り越す。世知原市街地とともに数少ない1車線区間で、松浦市横辺田付近には大型車への警告看板が建っている。峠を乗り越すと松浦市に入る。1km程度の1-1.5車線区間を抜けると、センターラインはないものの、カラー舗装で色分けされた2車線区間に入る。山林の中を走るうえにカーブが多く、見通しは悪い。下るにしたがって、農地や集落が増えてくる。県道5号と合流すると、志佐川左岸の断崖下を通る。
赤木免付近からセンターラインが設定され、松浦市街に近づく。メインルートは松浦市役所横を通過して松浦駅に到達するが、県道は市街地入口の三叉路で分岐する。商店・オフィス街を抜けると、幅員の狭い旧商店街に入る。新商店街に比べて人通りは少なく、交通規制はない。300mほどの商店街を抜け、蓮田橋交差点で国道204号と合流し、県道は終点となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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