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長崎電気軌道160形電車(ながさきでんききどう160かたでんしゃ)とは、長崎電気軌道の路面電車。 ここでは同形の170形電車についても記述する。 == 概要 == 1911年製造。元々は九州電気軌道の1形で、西日本鉄道発足ののち、戦後に類似形態の35形とともに北九州線から福岡市内線に転属して100形(101 - 156)となった。1958年に西鉄から長崎電気軌道に13両が譲渡され、旧1形の6両が160形(西鉄101・144・146・103・106・153 → 長崎161 - 163・166 - 168)、旧35形の7両が170形(西鉄136 - 138・140・141・143・156 → 171 - 177)となった。なお177は西鉄時代に分類を間違えた為、170形になったが、実際には160形となるべき経歴の車両だった。 ワンマン化工事は実施されず、168を除く各車は1970年から1978年の間に廃車となった。162のみ廃車後に長与町にあるあやめ幼稚園に寄贈され、園庭で静態保存されていたが、老朽化により2007年7月30日に解体された〔あやめ幼稚園「あやめブログ」電車について (2007年7月17日)、夏休みですね (2007年7月29日)〕。 ただ1両生き残った168は1978年に戦前・戦後の標準色の緑一色に塗り替えられ、さらに1985年には屋根を段落ち屋根(端部を切った屋根)とし、色を長崎の創業時の茶色一色に塗り替え、前面・側面窓下に唐草模様を付けるなど、製造時のスタイルに近い現在の姿に復元された。2011年5月をもって製造100周年を迎えた。長崎電気軌道のプレスリリースなどでは明治電車168号と言う愛称で呼ばれている。 通常の営業運転からは退いたとはいえ、その現役稼働年数は100年を超えており、車籍を持つ動態車としては日本最古の木造ボギー車で、高床車の構造をしている。また、木造ボギー車としても、現役稼働年数が100年を超えた車両としても日本唯一の1両でもある。主にイベントや貸切、団体臨時列車に使われる。なお、6月10日(路面電車の日)、11月16日(開業記念日)ならびに10月14日(鉄道の日)近くの日曜日の年3回、営業運転が行われている(一部区間回送)。 昭和時代の姿を強く留めており、現在営業運転に使用されている他の車両とは以下の様な違いがある。 *冷房装置が取り付けられていない。 *集電装置はZパンタグラフではなくビューゲルを用いている(西鉄時代はトロリーポール→菱形パンタグラフであった)。 *乗降口の扉の開閉、方向幕の操作、集電装置の上下動など殆どの部分が運転手と車掌による手動操作となっており、ワンマン運転にも対応していない。 *運転士と乗客の間に仕切りがなく、乗客が運転士のすぐ側を通って乗降を行う。 *車掌と運転士が車両備え付けの「信鈴」(アナログ式の信号ベル)でお互いに合図を行う昔ながらの方法で運行される。 *長崎スマートカードには非対応で、機械を設置するスペースなどもなく、従来と同じ金属製運賃箱を引き続き使用している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長崎電気軌道160形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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