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根雪(ねゆき)とは、気象庁の用語のひとつ。長期積雪。 一般的には、主に降雪量の多い雪国や降水量が少ない寒冷地で雪が降り積もった後に雪融けの季節まで雪が地面を覆う(つまり積雪)状態が続くことを、その始まりや終わりを指して「根雪が張る」「根雪が解ける」などと呼び、冬の訪れや春の訪れの時期をつかさどる為に使われている。 気象庁の用語においては、一旦積雪が消失しても、積雪期間がある条件を満たせば、再び積雪した際根雪が継続しているとみなされる(後述)。 == 気象庁における根雪の定義 == 気象庁の用語では「長期積雪」といい、観測点における積雪が30日以上継続した状態のことをいう。ただし、積雪が10日以上継続した場合、5日間以内の無積雪期間があっても、次の10日以上に亘って積雪が継続した場合は、積雪が継続しているものとみなす。さらに再び5日間以内の無積雪期間があっても、次の10日以上に亘って積雪が継続すれば、同様に積雪が継続しているものと見なす。以降も同様である〔『気候学・気象学辞典』 二宮書店 1985年10月15日発行 ISBN 4-8176-0064-0〕。 継続した積雪が始まった日を根雪初日という。根雪の定義が上述のとおりであるので、根雪初日はその日に発表されるのではなく、しばらく後になってから発表される。 気象庁では、根雪が一般的な主に北日本の有人観測点(官署・特別地域気象観測所)で、各気象台で根雪の初日や終日に関する統計が取られている。アメダス観測点の積雪に関して、取り立てて根雪と言及されることはない。 なお、夏になっても融雪せずに次の冬まで残る雪は万年雪と呼ばれて区別される〔『気象の事典』 東京堂出版 1993年3月1日発行 ISBN 4-490-10328-X〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「根雪」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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