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長珊聞書(ちょうさんききがき)とは、源氏物語の注釈書。 == 概要 == 天文年間(1532年-1554年)から弘治元年(1555年)の成立と見られる。もとは源氏物語54帖にそれぞれ対応する54巻からなったと見られる。この「長珊聞書」は多くの書物からの引用を含んでおり、「河海抄」、「花鳥余情」、「弄花抄」などを多く引くほか、現在では失われた鎌倉時代の注釈書「雪月抄」が桐壺、帚木、空蝉、夕顔に約30ヶ所引用されている〔「雪月抄」伊井春樹編『源氏物語 注釈書・享受史事典』東京堂出版、2001年(平成13年)9月15日、pp.. 418-419。 ISBN 4-490-10591-6 〕。その他宗牧聞書や宗碩聞書といった近い時代のやはり失われた注釈書からも引かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長珊聞書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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