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長良型軽巡洋艦(ながらがたけいじゅんようかん)は大日本帝国海軍の軽巡洋艦。同型艦は6隻。 ==概要== 球磨型軽巡洋艦の改良型として設計された。球磨型の船型、主要寸法を同一として高速軽巡洋艦としての特質を受け継いでいる。 魚雷兵装は、魚雷と発射管数は同一であるが、六年式53cm魚雷から八年式61cm魚雷搭載に変更し、当時の世界水準において有数の攻撃力を持つものとなった。ただし酸素魚雷の発射機能は持たず九〇式空気魚雷を使用していた。1938年に四連装発射管2基に換装された「阿武隈」、1944年に同様の換装を受けた「名取」、1944年に防空巡洋艦化改装と同時に同様の換装を受けた「五十鈴」の3艦のみが酸素魚雷発射機能を持ち合わせた(「長良」も1944年の修理において、発射管は連装発射管4基のまま発射管の改造にて酸素魚雷発射機能を有したとの説もある)。航空兵装は、球磨型では水偵1機を搭載するも発艦装置がなかったのであるが、本型では滑走台方式の発艦装置を装備した。しかし、この方式は過渡的なもので発艦した機体を帰還後に収容できず、射出機が実用化されると改装が施された。長良型6隻のうち、八四艦隊計画で「長良」、「五十鈴」、「名取」の3隻が、八六艦隊計画で「由良」、「鬼怒」、「阿武隈」が建造された。しかし、設計は同一のものである。 太平洋戦争開戦まで、多くの改装を経て装備の強化が行われたため、7,000t近くまで排水量が増大し速力が32kt前後まで低下した。また、「阿武隈」を除く5隻と「夕張」は、1942年から1944年にかけて老朽化に伴い第一線での運用から外される見込みとなり、代艦として阿賀野型4隻と大淀型2隻が建造されることとなった。 このような状況であったにもかかわらず、長良型に代わる艦がなかったため、太平洋戦争において各方面で活躍し、日本海軍の功労艦となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長良型軽巡洋艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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