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長野新幹線(ながのしんかんせん)は、北陸新幹線において東日本旅客鉄道(JR東日本)が運行する区間にかつて用いられていた通称(運転系統名)である。 1998年(平成10年)2月の長野オリンピックの開催に合わせて、1997年(平成9年)10月1日に北陸新幹線の高崎駅(運転系統上は東京駅) - 長野駅間が開通したが、この時点では北陸地方までつながっていなかったため、便宜的に「長野行新幹線」(ながのいきしんかんせん)、後に「長野新幹線」と案内されていた。2015年(平成27年)3月14日に、金沢駅まで開業した際に、案内上の呼称は正式名の「北陸新幹線」に統一され、長野新幹線という呼称は消滅した。以降、JR東日本区間では長野を経由することを明示するため、「北陸新幹線(長野経由)」という表記が用いられることがある(呼称の変遷の詳細は後述)。 以下、当記事では2015年(平成27年)3月13日までの営業形態について記述する。長野新幹線開業までの詳しい経緯については「北陸新幹線#沿革」を参照。 == 運行形態 == 「あさま」が東京駅 - 長野駅間に27往復、東京駅 - 軽井沢駅間に1往復定期列車として運転されていた。軽井沢発着列車は週末を中心に臨時延長運転を行い長野発着となったほか、軽井沢駅→長野駅間に下り1本が土曜日ならびに一部休日運休の臨時列車扱いで運転されていた。 車両はE2系0番台(N編成・8両)ならびにE7系(F編成・12両)が充当されていた。長野新幹線用のE2系0番台(N編成・8両)は東北・上越新幹線で使用されるE2系0・1000番台(J編成・10両)とは帯の色・エンブレム・編成両数などの差異があり、運用は完全に分離されていた。 ; 凡例 : * ●:停車 : * ○:一部列車のみ停車 : * -:通過 : * *:延長運転時に停車 599号は全区間臨時列車扱いとなっていた。軽井沢駅発着列車のうち、551号は金曜日・一部の休日が長野駅終着、502号は土曜日・一部の休日は長野駅始発となり、軽井沢駅 - 長野駅間は臨時列車扱いとなっていた。 2013年10月10日、JR東日本とJR西日本の両社は、一般公募の結果を参考にして北陸新幹線の列車名を決め、従来の長野新幹線と同じく東京駅 - 長野駅間で運行するタイプは名前もそのまま「あさま」にすると発表した。
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