|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 長 : [おさ] 【名詞】 1. chief 2. head ・ 野 : [の] 【名詞】 1. field ・ 電鉄 : [でんてつ] 【名詞】 1. electric railway ・ 鉄 : [てつ] 【名詞】 1. iron ・ 系 : [けい] 1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) ・ 電車 : [でんしゃ] 【名詞】 1. electric train ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
長野電鉄3500系(ながのでんてつ3500けいでんしゃ)は、長野電鉄が帝都高速度交通営団(以下営団、現在の東京地下鉄(以下東京メトロ))から購入した通勤形電車。廃車となった日比谷線の営団3000系を譲受・改造した車両である。 == 概要 == 長野オリンピックを5年後に控えた1993年(平成5年)に、普通列車の増発と老朽化した2500系(元東急5000系 (初代))や0系「OSカー」などの在来車の置き換え・車種統一を目的に一気に投入された。先頭車(旧3000形)34両、中間車(旧3500形)3両の37両が投入され、長野電鉄の最大勢力車両となった。また、これらとは別に部品確保用として無車籍の先頭車2両(うち1両は事故車両の補充用として使用された)が須坂駅構内に搬入されたため、実際には39両が長野電鉄入りしている。 長野電鉄では編成両数の違いによって、2両編成が3500番台、3両編成が3600番台と車両番号(車番)が区分され、さらに2両編成は木島線用での車内運賃収受用に、運転台後部にバス用の運賃箱と運賃表示器が設置された「O編成」とそれ以外の「N編成」に区分されている。車番も3両編成の「L編成」が3601 - 、2両編成の「N編成」が3501 - 、ワンマン用2両編成の「O編成」が3521 - の通し番号で再付番された。これらは「L編成」の湯田中寄り先頭車の主電動機が撤去されている点を除いては性能的にはほとんど差がない。 * L(由来:Long)編成:クハ3650形-モハ3600形-モハ3610形 - 3両編成3本(2012年5月現在、L1・L3が廃車で1本) * N(由来:Normal)編成:モハ3500形-モハ3510形 - 2両編成8本(2012年5月現在、N1・N2・N4・N5が廃車で4本) * O(由来:One man)編成:モハ3520形-モハ3530形 - 2両編成6本(2012年5月現在、O1・O3・O4・O5・O6が廃車で1本) 譲受当初は先述の主電動機撤去を除けば、30 - 40 ‰ の勾配が連続する信州中野 - 湯田中間にも入線できるようにするために抵抗器が増設され、車体の窓上下に赤帯が入れられ、社章が長野電鉄のものに交換された程度の改造で就役したが、その後、使用条件の変化などからO編成以外のワンマン運転対応改造や、2001年(平成13年)には京成電鉄から譲受した冷房装置の搭載改造(N3 - N8編成とL編成のすべて)が施工された。電源装置には営団5000系電車の廃車発生品である静止型インバータ (SIV) が使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長野電鉄3500系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|