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長野電鉄モハ1000形電車(ながのでんてつモハ1000がたでんしゃ)は、かつて長野電鉄で使用されていた電車(制御電動車)である。 本項では、モハ1000形と同一の基本設計に基づいて製作されたモハ1500形電車・クハ1550形電車・クハニ1060形電車の各形式についても記述する。 == 概要 == 運輸省規格型電車の一つで、1948年(昭和23年)から1954年(昭和29年)にかけて日本車輌製造で制御電動車のモハ1000形・モハ1500形・制御車のクハ1550形・クハニ1060形が製造され、総勢14両が在籍した。 1951年(昭和26年)より製造されたモハ1500形は、山の内線の勾配区間下降用に抑速発電ブレーキを装備したもの〔『鉄道ピクトリアル』1984年4月臨時増刊号(NO.431)「甲信越・東海地方の私鉄特集」 102-108頁。〕。モハ1000形と車体はあまり変わらないが、台車がKS-33Eに変更されている。 制御車のクハ1550形・クハニ1060形は、いずれも戦前製の木造車の鋼体化名目で製造されている〔宮田道一・村本哲夫 『RM LIBRARY 86 長野電鉄 マルーン時代』 ネコ・パブリッシング、2006年、32-37頁。〕。クハ1550形は、モハ1000形・モハ1500形のいずれにも連結して使用できるよう、長野方運転台にモハ1000形用の、湯田中方にモハ1500形用(電制付き)の主幹制御器を装備し、連結側を指定して使用された〔。クハニ1060形は、モハ1000形の原設計から扉配置を変更し、湯田中方運転室直後に荷物扉と荷重2tの荷物室を設置している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長野電鉄モハ1000形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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