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長門鉄道(ながとてつどう)は、かつて国鉄山陽本線小月駅より分岐して西市駅までの18.2kmを結ぶ鉄道路線を有していた鉄道事業者である。 企業自体は、1942-1949年の間に戦時体制に基づく交通統制のため、下関市における路面電車を運営していた山陽電気軌道に統合されていた事があったが、1956年(昭和31年)に鉄道路線を全廃した後もバス会社となって1975年(昭和50年)まで残り、山陽電気軌道から社名を改めたサンデン交通に再合併された。なお、東下関駅 - 小串駅を建設し、幡生 - 小串は現在の西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線西端に、残区間が山陽電気軌道の路線の一部(幡生線)になった長州鉄道とは、直接の関係はない。 == 沿革 == * 1913年(大正2年)8月15日 長門軽便鉄道に対し鉄道免許状下付(豊浦郡小月村-同郡西市村間)〔「軽便鉄道免許状下付」『官報』1913年8月19日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 * 1914年(大正3年)8月3日 長門軽便鉄道として会社設立、まもなく商号を長門鉄道〔『日本全国諸会社役員録. 第23回』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕に変更 * 1918年(大正7年)10月7日 小月 - 西市開業〔「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年10月16日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 * 1928年(昭和3年) * 2月1日 瓦斯倫動力併用認可〔湯口徹『内燃動車発達史 上巻』ネコパブリッシング、2004年267頁〕。旅客列車にガソリン動車併用開始 * 4月25日 阿座上駅開業〔『鉄道停車場一覧. 昭和9年12月15日現在』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕 * 1942年(昭和17年)11月1日 鉄道省通達に基づく交通統制により山陽電気軌道に統合(10月30日 譲渡許可〔「鉄道譲渡」『官報』1942年11月9日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕) * 1949年(昭和24年) * 2月11日 事業譲渡認可 * 3月28日 長門鉄道会社設立 * 4月1日 山陽電気軌道より事業譲渡を受ける * 1956年(昭和31年)5月1日 鉄道事業を廃止 * 1960年(昭和35年)長鉄バスに改称 * 1975年(昭和50年)6月 旧称山陽電気軌道のサンデン交通に再統合 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長門鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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