翻訳と辞書 |
開咬[かいこう] open bite開咬[かいこう]
開咬(かいこう、英:open bite)とは、歯科における不正咬合の一形態。上下歯列の垂直方向での不正咬合。上下の歯を噛み合わせた時に、前歯部が離開する前歯部開咬と、臼歯部が離開する臼歯部開咬がある。通常、前歯部が噛み合わない前歯部開咬を指して言う〔『プロフィトの現代歯科矯正学(CONTEMPORARY ORTHODONTICS)』 著者 プロフィト.ウイリアムR (William R.Proffit) クインテッセンス出版 ISBN 4-87417-306-3 C3047〕。 歯科矯正治療の最も困難な咬合形態の一つであり、咬合の歪みから将来的に顎関節症を誘発し、頭痛・肩こり・腰痛などを併発することが多い。 == 分類 == 前歯部開咬:上下の歯を噛み合わせた時(咬頭嵌合位)に、前歯部切歯切縁部の垂直的被蓋(オーバーバイトoverbite)は見られず、垂直離開の程度が計測される。 臼歯部開咬:上下の歯を噛み合わせた時(咬頭嵌合位)に、臼歯部咬頭部の咬合接触は見られず、垂直離開の程度が計測される。臼歯部開咬は通常、片側で開咬状態を呈する。 通常、下顎切歯の切縁は基底結節か、またはその上方で上顎切歯の舌側面に接触している。すなわち正常ならば1~2mmの垂直的被蓋(オーバーバイトoverbite)が見られる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開咬」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|