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「開星論」のUFO党(かいせいろんのゆうほうとう)、旧称:UFO党、日本UFO党)は、森脇十九男が中心となり1982年5月13日勝海舟の墓前で結党宣言をし立ち上げたUFO党が1985年に再編成して設立され届出された日本の政治団体・政党である。開国論ならぬ「開星論」を掲げて、宇宙人との友好的交流の促進、主要各国政府上層部のみが知り得るUFO機密情報の開示を政策としている。2011年現在も政治資金規正法上の政治団体としては存続しているが、1997年以降の政治資金収支報告書では収入・支出とも金額0が続いており実質的に長期休眠状態にある。 『やはりE.T.はいた!-コズミック・ウォーターゲート事件の全貌』の著者の一人・森脇十九男を党首に据え、1983年の同著上梓から参議院議員選挙への立候補活動を本格化した。 ==沿革== 1982年5月13日 UFO党設立届出(政治資金規正法上の区分は政治団体)。9月8日自治省告示。翌1983年の第13回参議院議員通常選挙への公認候補者擁立、確認団体化を目論んでの結党と思われるが、準備期間不足で実現せず。以降、「21世紀をめざす若き政党 UFO党」のキャッチコピーを用いた広告をUFO専門誌などで展開し、有権者に対する浸透を図る。 1985年5月15日 日本UFO党への改称を届出。8月30日自治省告示。 1986年4月26日 UFO党への改称を届出。8月4日自治省告示。第14回参議院議員通常選挙 森脇十九男が東京都選挙区から単騎出馬し、5202票を獲得するも落選。 1989年 第15回参議院議員通常選挙 確認団体認証。比例区に森脇を含む9名、東京都選挙区に1名を擁立。比例区で7万2894票を獲得するも、全員落選。8月9日政治団体から政党への変更を届出。同年9月5日自治省告示。 1990年11月29日 「開星論」のUFO党への改称を届出。翌1991年2月5日自治省告示。 1992年 第16回参議院議員通常選挙 比例区に森脇を含む9名、東京都選挙区に1名を擁立。比例区で3万7552票を獲得するも、全員落選。 1994年12月25日 政治資金規正法の政党要件を満たさなくなり、区分が政治団体となる。翌1995年3月2日自治省告示。 1995年 第17回参議院議員通常選挙 比例区には韮澤潤一郎(選挙広報での肩書は「編集長」)の1名のみ、東京・愛知・大阪の各選挙区に3名ずつ擁立したが、森脇党首は立候補せず。比例区で5万4524票を獲得するも、全員落選。当該選挙以来、公認候補者擁立は見られない。 1996年 東京都議会に対して、臨海副都心に宇宙人を歓迎するUFO離着陸ポートの建設、国際連合大学でのUFO研究プログラム開設などの陳情を行い、1997年に審査に付されたが、一顧だにされぬまま、審議未了により廃案となった。 その後はほとんど活動しておらず、2012年現在の活動は、国会議員全員にUFOに関する書簡と資料を配布する程度だという〔日刊SPA! 宇宙人との交流を目指した「UFO党」の大真面目 2012.12.09 雑学 ― ニッポンの政党(笑)盛衰史【4】 ― 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「「開星論」のUFO党」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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