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【名詞】 1. ranking sumo wrestler in the makuuchi (senior-grade) or juryo (junior-grade) divisions =========================== ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 関取 : [せきとり] 【名詞】 1. ranking sumo wrestler in the makuuchi (senior-grade) or juryo (junior-grade) divisions
関取(せきとり)とは、大相撲の番付で、幕内、十両の力士を指す。これに対し、幕下以下の力士は取的(正しくは力士養成員)という。関取という呼称は「名乗っただけで関所を通ることができる」ことに由来している。 == 概要 == 力士は十両に昇進することで、一人前の力士として認められる。関取は一人前力士の総称といえる。 関取は本場所中15日間毎日取組がある。化粧廻しを身に付け土俵入りを行い、本場所や公式の場では髷を大銀杏に結う。なお、大銀杏はあくまで正装とされるため、関取でも稽古の時など、普段結う髷は丁髷である。 廻しは、本場所用と稽古用の廻しが別々になる。本場所用の廻しは繻子製であり「締め込み」と呼ばれている。締め込みの色は「黒・紺・紫色系統の物を使用する」と力士規定に明記されているが、昨今では黄金色、銀鼠色、オレンジ色など様々な色の締め込みが用いられている〔過去には輪島、水戸泉、朝青龍、白鵬、金開山らが金色を使用し、現在では松鳳山が2013年1月場所から使用している。〕。さがりも締め込みと同色のものを用い、糊付けされる。稽古用の廻しは幕下以下と同じく木綿で出来てはいるが、色は白である〔幕下以下の力士の廻しは本場所用・稽古用兼用である。木綿製の黒色の廻しで、さがりは糊付けされておらず、紐のままの状態である。〕。 日頃の生活でも「○○関」と呼ばれるようになり、幕下以下の力士が付け人として身の回りの世話をする。正装として紋付袴の着用が許される。 部屋によっては幕下以下の力士が生活する大部屋から移動し、専用の個室が与えられるなどの特権がある。関取になると日本相撲協会から月給ほか諸手当が支給され、場所毎に与えられる力士褒賞金も大きく増額する。関取として安定した成績を残せるようになれば、収入が大きく増え妻子を養えるようになるため、結婚も許される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関取」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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