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関東会 : ミニ英和和英辞書
関東会[かんとう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
関東 : [かんとう]
 (n) Kantou (eastern half of Japan, including Tokyo)
: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [かい]
  1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club 

関東会 ( リダイレクト:関東二十日会 ) : ウィキペディア日本語版
関東二十日会[かんとうはつかかい]

関東二十日会(かんとうはつかかい)は、1972年(昭和47年)に結成された、関東地方に本部を置く博徒暴力団の親睦連絡組織〔''『暴力団』'' : “欧米のマフィア” 溝口敦 2011年 ''新潮新書'' ISBN 978-4-10-610434-3〕。マフィアにおける“コミッション”と同じ性質のものと捉えられている〔''『Codes of the Underworld: How Criminals Communicate』'' : “OTHER NAMES” ディエゴ・ガンベッタ 2011年 ''プリンストン大学出版局'' ISBN 0691152470 〕。前身は関東会
==来歴==

===関東会===
1963年12月21日〔「第046回国会 法務委員会 第30号」 「国会会議録・第077回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第22号」 では、結成披露日を12月21日と記載されているが、山平重樹『義侠ヤクザ伝 藤田卯一郎』幻冬舎<アウトロー文庫>、2003年、ISBN 4-344-40476-9では11月21日と記述されている〕、松葉会錦政会住吉会日本国粋会義人党東声会、および北星会が、右翼活動家・児玉誉士夫の提唱する「関東会」に参加。
同日、関東会の結成披露が熱海のつるやホテルで行われた。藤田卯一郎が関東会初代理事長に就任。児玉誉士夫らが1961年に結成した青年思想研究会(略称は青思会)常任諮問委員・平井義一衆議院議員、青思会諮問委員・白井為雄、青思会常任実行委員・中村武彦、青思会常任実行委員・奥戸足百、松葉会顧問・関根賢、および三代目波木一家波木量次郎総長が関東会結成披露に出席〔大下英治『首領 昭和闇の支配者 三巻』大和書房、2006年、ISBN 978-4-479-30027-4のP.273~P.274〕。
同年12月下旬、関東会は、関東会加盟7団体の名で、「自民党は即時派閥抗争を中止せよ」と題する警告文を、自民党衆参両議院200名に出した。自民党衆議院議員池田正之輔は、この警告文を、激しく非難した。警告文は、自民党の治安対策特別委員会で、議題に取り上げられた。これは、暴力団が連帯して政治に介入してきた、初めての事件だった。河野一郎派を除く衆議院議員と参議院議員は「関東会からの警告文は、児玉誉士夫と親しい河野一郎を擁護するものだ」と判断し、検察と警察当局に関東会壊滅を指示した〔大下英治『首領 昭和闇の支配者 三巻』大和書房、2006年、ISBN 978-4-479-30027-4のP.274~P.275〕。
1964年6月20日、港区芝公園で、関東会定例総会が行われた。初代理事長藤田卯一郎に代わって、磧上義光が二代目理事長に就任した。だが、6月24日には磧上は逮捕された。
1965年1月24日、芝浦の料亭「芝浦園」で、森田政治らの動議により、関東会は解散宣言を行った〔大下英治『首領 昭和闇の支配者 三巻』大和書房、2006年、ISBN 978-4-479-30027-4のP.281〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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