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関根 忍(せきね しのぶ、1943年9月20日 - )は、茨城県大洗町出身の男性柔道家(9段)。現役時代は中量級。1972年ミュンヘンオリンピック金メダリスト。身長173cm〔Biography and Olympic Results 〕。1964年東京オリンピック中量級金メダリストの岡野功とは、同じ茨城県出身で、同年齢のライバルだった。 ==経歴== 茨城県立那珂湊第一高等学校から中央大学を経て警視庁に進み、左手をぐいと伸ばして肩越しに背中をつかむ変形の組み手で実力を伸ばした。 1972年には中量級の選手ながら全日本選手権で優勝した。さらにミュンヘンオリンピックの男子柔道中量級でも金メダルを獲得した。5回戦で韓国の呉勝立に敗れたが、呉が勝ち進んだため敗者復活で救われ勝ち上がり、決勝で呉と再戦。序盤は防戦一方だったが、残り数十秒になって捨て身の反撃。旗判定となり、副審の判定は1対1。主審は関根に旗を揚げた〔。 全日本柔道連盟強化コーチ、強化委員を経て、審判委員会委員長を務めた。アトランタオリンピック審判員。 2004年、同じ茨城県大洗町出身の井川慶、大久保博元らと共に町民栄誉賞を受賞した。 警視庁主席師範を経て、現在は平成国際大学師範。2012年4月28日には講道館創立130周年記念式典にて9段に昇段し、赤帯を許された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関根忍」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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