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近畿方言(きんきほうげん)は、主に近畿地方で用いられる日本語の方言の総称である。西日本方言に属する。上代から近世中期までの中央語である畿内語・近世上方語の系統を汲む方言で、現在も東京方言や首都圏方言に次ぐ認知度と影響力を持つ(#歴史参照)。 関西弁(かんさいべん)とも呼ばれるが、「関西弁」と「近畿方言」では指すものが必ずしも一致せず、例えば漠然と西日本全域の方言を包括して「関西弁」と呼ぶこともある〔『国語学大辞典』東京堂出版、1995年、国語学会編、188頁。〕。 == 概要 == 古代より近畿地方は中央部の低地帯(奈良盆地・大阪平野・京都盆地)を中心に発展した。平安以降は京都、近世以降は大阪が最大都市となって文化圏を形成し、言語面でも京阪を中心に比較的まとまった方言圏が形成された。京阪の方言を合わせて上方語(上方言葉・上方弁)や京阪語とも言う。 近畿地方周辺では、四国方言と北陸方言に近畿方言的性格がよく認められ、特に近畿地方との交流が活発な徳島県は言語面でも影響が強く、また兵庫県淡路島との対岸同士では方言差がほとんどない(阿波弁も参照)〔楳垣編 (1962)、5-14頁。〕。岐阜県西濃の方言もアクセントなどに近畿方言との関係が見られる。近畿・四国・北陸の方言に共通点が多い背景には、かつては陸路よりも海路による交通の方が容易であり、瀬戸内海や日本海に沿って言葉がよく伝播したためと考えられる〔。 近畿方言の主な特徴としては、5母音を丁寧にはっきりと発音すること、京阪式アクセント、「よおゆうた(良く言った)」のようなウ音便、「はよしい(早くしなさい)」のような連用形による命令、断定「や」、否定「ん」と「へん」の併用、「はる」に代表される敬語体系などが挙げられるが、文法や語彙に関しては近畿地方に留まらず西日本で広く共通しあうものが多い。ただし、京阪などでは「いる」の使用やサ行イ音便の消失など、東日本と共通する要素もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近畿方言」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kansai dialect 」があります。 スポンサード リンク
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