|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 関西 : [かんさい] 【名詞】 1. Kansai (south-western half of Japan, including Osaka) ・ 西 : [にし] 【名詞】 1. west ・ 学 : [がく] 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge ・ 学院 : [がくいん] 【名詞】 1. institute 2. academy ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ ラブ : [らぶ] 【名詞】 1. (abbr) lab 2. laboratory 3. love 4. (n) (abbr) lab/laboratory/love
関西学院グリークラブ(かんせいがくいんグリークラブ)は、関西学院大学の学生により構成される1899年設立の日本最古の男声合唱団である〔関西学院本館講堂にて7,8人の生徒で歌われた賛美歌の4部合唱が始まりだといわれている(山中源也『関西学院グリークラブ八十年史』関西学院グリークラブ部史発行委員会、1981年、p.2)。〕。 戦前戦後と全日本合唱コンクールにて金賞を多数受賞する〔戦前の競演合唱祭3連勝、戦後の全日本合唱コンクール6連勝など(山中源也『関西学院グリークラブ八十年史』関西学院グリークラブ部史発行委員会、1981年、p.94~p329)。〕。 1965年のアメリカ演奏旅行(リンカーンセンターでの演奏)を機に活動の主体をコンクールから演奏会活動へと移し〔第33回リサイタル(昭和40年)にてアイヌのウポポを始め高度な技術の日本語の曲に取り組み、これらの曲のいくつかをアメリカ演奏旅行での曲目とした(山中源也『関西学院グリークラブ八十年史』関西学院グリークラブ部史発行委員会、1981年、p.445)。〕〔2006年より再度、全日本合唱コンクールへ参加するようになる。〕、戦前から山田耕筰に師事を仰いだ林雄一郎による純正調ハーモニーの習得や、卒業後プロの指揮者となった北村協一による黒人霊歌や多田武彦などの日本の組曲への挑戦、畑中良輔によるドイツ歌曲を中心とした海外オペラ曲への挑戦など指導陣にも恵まれ、日本の男声合唱界を牽引してきた。 特に重厚なベースパートと繊細なテナーから醸しだされるハーモニーと日本語、英語の丁寧な発音、折り目正しいステージマナーで知られる。団のモットーである「メンタルハーモニー」には、単なる技術的な調和だけでなく、心=メンタルな部分から調和していなければならないという思いが込められている。 全国の男声合唱団で歌われている「U Boj(ウ・ボイ)」は、関西学院グリークラブが戦前神戸に滞在していたチェコ軍から譲り受けたものであり〔「U Boj」にまつわる各種エピソードは関西学院グリークラブ公式ホームページに「U Boj STORY」として詳細に紹介されている。〕、各種演奏会のアンコールに歌われることが多い。 年3回の演奏会(東西四大学合唱演奏会、関西学院グリークラブフェスティバル〔グリークラブフェスティバルは中学部、高等部、新月会(OB)を含めたファミリーでの演奏会であり、関西学院グリークラブならではの縦のつながりを意識した演奏会である。〕、関西学院グリークラブリサイタル〔関西学院グリークラブリサイタルの「ちらし」と「パンフレット」の表紙には大学OBの石阪春生の「女のいる風景」が長年使われている。〕)と演奏旅行が団の活動の中心である。 オリックス元会長宮内義彦、富士ゼロックス元代表取締役社長(現相談役)宮原明、日清製粉グループ代表取締役社長村上一平、を始め、経済界にも多くの人材を輩出している。 == 主なディスコグラフィー == 「合唱名曲コレクション」シリーズの発売元は東芝EMI、「日本合唱曲全集」の発売元はビクターエンタテインメント(のち、日本伝統文化振興財団)。特に断りのないものはCD。公式サイトにてプライベート盤を複数販売している。 * 日本合唱曲全集 月光とピエロ 清水脩作品集 - 「アイヌのウポポ」を担当。 * 日本合唱曲全集 雨 多田武彦作品集 - 男声合唱組曲「柳河風俗詩」「中勘助の詩から」を担当。 * 合唱名曲コレクション9 マザーグースの歌 - 青島広志「マザーグースの歌」から4曲を担当。 * 合唱名曲コレクション21 月光とピエロ - 清水脩「月光とピエロ」を担当。 * 合唱名曲コレクション24 レクイエム - 三木稔「阿波」を担当。 * 合唱名曲コレクション25 川よとわに美しく - 平吉毅州「さすらいの船路」を担当。 * 合唱名曲コレクション27 尾崎喜八の詩から - 多田武彦「尾崎喜八の詩から」を担当。 * 合唱名曲コレクション28 雪明りの路 - 多田武彦「雪明りの路」「在りし日の歌」を担当。 * 合唱名曲コレクション30 最上川舟唄 - 清水脩「大漁祝い」など5曲を担当。 * 合唱名曲コレクション31 ギルガメシュ叙事詩 - 青島広志作曲。出発の巻、帰郷の巻を収録。 * 合唱名曲コレクション32 グリークラブアルバム第1集 - 2曲を担当。 * 合唱名曲コレクション33 グリークラブアルバム第2集 - 7曲を担当。 * 合唱名曲コレクション36 グリークラブアルバム第3集 - 9曲を担当。 * 合唱名曲コレクション37 グリークラブアルバム第4集 - 2曲を担当。 * 合唱名曲コレクション41 雪国にて - 多田武彦「雪国にて」を担当。 * 日本の合唱 上(ビクター) - 石井歓「枯木と太陽の歌」を同志社グリークラブとともに演奏。LP。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関西学院グリークラブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|