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閻
閻(えん)または閆は、漢姓のひとつ。 中華圏の一般的な姓で、2007年の統計によると、閻は中華人民共和国で77番目に多い姓だった。 現行本の『百家姓』で、「閻」は327番目、「閆」は460番目に分かれて出てくるが、この2字が別字であるかどうかには問題がある。 == 文字 == 「閻」と「閆」は一応別の字とされるが、「閆」は古い書物に見えない。『五音篇海』に『俗字背篇』を出典として「閆」字を載せ、「閻」に同じとしている。おそらく本来は「閻」の異体字と考えられる。『正字通』で「閆」を姓のための専用字とし、それを継承した『康熙字典』・『大漢和辞典』にも「閆」が載せられている。 簡体字では古くは「阎」のみで「閆」を異体字としていた。1977年の第二次漢字簡化方案では「闫」に統一されたが、この方案は廃止された。現在は「阎」と「闫」を分けているが、本来「閻」であっても姓には「闫」の字が使われることが多い。姓氏辞典の類でも、「闫」を見出しに立てずに、「阎は闫とも書く」と簡単にすませてしまっているものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「閻」の詳細全文を読む
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