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閼伽井庵(あかいあん)は、奈良市にある浄土宗鎮西派の寺院。閼伽井坊(あかんぼう)とも呼ばれる〔奈良市史編集審議会編『奈良市史 社寺編』、吉川弘文館、1985、p.121〕。寺の周辺はかつて閼伽井町と言い、1883年(明治16年)に高畠村に併合されたが、今も周辺の通称町名に残る〔『日本歴史地名大系. 第30巻 (奈良県の地名)』 (平凡社 1981年) p.521〕〔『奈良曝』阿加井坊 高畠組。下幸町の北うら町。いにしへあか井坊といひし坊の跡也。〕〔『奈良坊目拙解』俗に閼伽井坊(あかんぼう)といい、興福寺領で家地子が課せられる。〕。 元真言宗であったが、4代前の住職の際に浄土宗になったという〔。 == 概要 == 寺の来歴は定かではないが、新薬師寺と関係があるらしく、聖武天皇が眼病にかかった際、この閼伽井の水を使ったと伝わる〔。また吉備塚が近く、その伝承よりこのあたりで吉備真備の末孫が陰陽師として活躍したと考えられる〔〔今昔物語に説話が見られる。〕。 寺には口伝にて、七ツ玉のソロバンを使って占いをする算易が伝わり、また本尊の木像や銅造の鎮宅霊符神がまつられていて、易を中心とした閼伽井庵の古い信仰が見て取れる〔。 江戸時代中頃には、一時廃絶していたと思わせる記録が残っているが〔〔、その後草庵が営まれ、安政の地震後再建されて、現在に至る〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「閼伽井庵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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