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闘鶏山古墳(つげやまこふん)は、三島古墳群に属する、大阪府高槻市にある古墳時代前期の前方後円墳。未盗掘の竪穴式石槨が2基、発見されている。2002年12月19日、国の史跡に指定された。 == 概要 == 闘鶏山古墳は、北摂山系南斜面にある奈佐原丘陵の標高84メートルの地点にある。今城塚古墳をはじめとする約500基の古墳を有する三島古墳群に所属しており、古墳時代前期の4世紀前半に造営された、三島古墳群の中でも前期の古墳であると見られている。 「闘鶏」の名は、日本書紀仁徳62年の記事にも記載されている闘鶏野氷室に由来している。闘鶏山古墳の南側には闘鶏野神社があり、また古墳周辺の地名に氷室の名が残っている。 古墳は丘陵の狭い尾根沿いに、前方部を南側に向けて造られている。全長86.4メートル、後円部の直径約60メートル、前方部、後円部ともに2段の段築がなされ、二段目のテラスや埋葬施設がある後円部墳頂部まで、墳丘全面に葺石がほどこされているが、埴輪は見られない。後円部の南東側に古墳本体と接して石が敷かれている部分があり、古墳の祭祀が行われたものと見られている。また、多くの土師器片が見つかっており、後円部の墳頂には土師器の壺が並べられていたとの説もある。 埋葬施設として、後円部に2基の竪穴式石室が確認されている。中央部にある第一主体と、そのすぐ北西側にある第二主体ともに未盗掘であることがわかっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「闘鶏山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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