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阪堺電気軌道モ161形電車(はんかいでんききどうモ161がたでんしゃ)は、阪堺電気軌道の路面電車用車両。日本において定期運用される電車としては日本最古であり〔車籍の上では広島電鉄570形モ582号および箱根登山鉄道モハ2形電車に次いで3番目に古い車両であるが、両者とも車体や足回りの更新を伴っている。なお2007年までは豊橋鉄道モ3700形が、2005年までは名古屋鉄道モ510形が最古の電車であった。〕、定期運用を退いた動態保存車を含めた場合でも日本で5番目、路面電車では2番目に古い車両である〔車齢102年の長崎電気軌道160形、高松琴平電気鉄道1000形及び3000形に次ぎ、上毛電気鉄道デハ100型や高松琴平電気鉄道5000形と同時期に製造されている。〕。2012年(平成24年)には現役稼働年数も、野上電気鉄道モハ20形23号の83年間を抜いて最長となっている。 == 概要 == 1928年(昭和3年)に南海鉄道が投入した車両である。161 - 170が同年に川崎車輛(現・川崎重工業車両カンパニー)で、171 - 176が1931年(昭和6年)〔車内製造銘版表記では昭和5年。〕に田中車両(現・近畿車輛)と大阪鉄工所(現・日立造船)で製造された。 1927年(昭和2年)に川崎造船所(現・川崎重工業車両カンパニー)で製造されたモ151形とほとんど同型(ただし、室内の屋根構造等に違いが見られる)の車体をもつ13メートル級(新製時は14メートル超)大型車である。 戦後に173(初代)・164(初代)・176の戦災車を含む3両が制御器を多段式間接制御器 (PM-2A) に変更してモ301形の301・303・304になり、一方、モ151形の155・160が改造されて174(2代)・175(2代)として編入され、あわせて空番が詰められて、計15両になった。 1976年(昭和51年)からモ301形とともにワンマン運転対応改造が施工された。前面に方向幕を設置し、運転台側から向かって右側の扉を閉鎖して2扉車とされた。161 - 168は車掌乗務も可能な形で改造され、ワンマン化されなかった平野線にも使用された。 運行車両数の削減により、モ301形になった車両や151形より編入した車両および廃車や休車となった163・167・169・171・172・173を除いて営業運転に使用されていたが、安全に関わる重要機器に問題が発生したため、165・168・170の3両は休車となっており、現在、営業運転可能な車両は161・162・164・166の4両のみである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阪堺電気軌道161形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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