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阪神501形電車(はんしん501がたでんしゃ)は、かつて阪神電気鉄道が保有していた路面電車車両で、北大阪線開業に際して製造された、同社が所有した旅客車では唯一の四輪単車であった。 == 概要 == 阪神初の支線として開業した北大阪線は、現在の大阪市北区北部に当たる、東海道本線と淀川左岸の間の湿地帯の開発を見越して、1909年に阪神の役員や株主を中心に設立された北大阪電気軌道によって野田~天神橋筋六丁目間4.2kmの建設免許が出願され、特許を受けた路線を1910年に親会社の阪神が買収、1913年に建設が開始されて翌1914年に開業した路線である。本線とは異なり、全線道路の中央に敷設されたことから路面電車タイプの車両を投入することとなり、名古屋の築港車輌において501形が18両製造された。ただ、当初は24両製造する予定であったが、計画変更で製造両数が20両となり、そこからさらに縮小されて18両が製造されることとなった。 本形式は、路面電車タイプの両運転台車で、車体は全長約7.9m、ダブルルーフ屋根に側面窓配置D8Dの当時の路面電車に共通した車体を持っていたが、他都市の路面電車ではすでにデッキ部分に客用ドアを取り付けたものがあったにもかかわらず、両端のデッキはドアなしであった。前面も当初はベスチビュール(前面窓)なしで計画されていたが、製造時には上半部に窓ガラスを取り付けられ、右窓内に方向幕を装備した。しかし、ポール操作の関係上3枚窓の中央は欠きとられており、下半部は手ブレーキ操作のために吹きさらし状態であった。台車及び電装品は、台車はブリル21-Eを履き、モーターは出力18.7kWのGE-54Aを2個搭載し、制御器は直接制御のGE製のB-18を装備し、ブレーキは電気ブレーキと手ブレーキを使用した。集電装置は、1形同様のダブルポールであったほか、全線併用軌道を走行する関係で前面に救助網を装備した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阪神501形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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