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阪神5261形電車(はんしん5261がたでんしゃ)とは、かつて阪神電気鉄道が所有していた各駅停車用の通勤形電車である。本形式は神戸高速鉄道開業に備えた輸送力増強用として1967年から1968年にかけて製造された10両と、1970年に普通系車両初の冷房車として製造された4両の計14両で構成されていた。 == 阪神初の1,500V専用車 == 1967年11月12日、阪神の新設軌道各線〔阪神本線・西大阪線・武庫川線等の阪神電鉄社内における呼称。〕の架線電圧はそれまでの直流600Vから直流1,500Vに昇圧された。これは翌春の神戸高速鉄道および山陽電気鉄道への相互乗り入れに備えたものであるとともに、輸送力の増強にも資するものであった。 このころになると普通運用も朝ラッシュ時には4両編成による運行を行うことが検討されていた。昇圧後も増結運用中心の5151形以外にも5001・5101・5201の各形式は増結編成、基本編成に使えるよう単車走行が可能となっていたが、これらの形式の一部と昇圧後は2両固定編成となった5231形で基本編成をまかなうには数が不足していた。このため、基本編成用の2両編成を投入することとなり、昇圧後初の新車として本形式のうち5261 - 5270の10両が製造されることとなった。本項ではこの10両を仮に1次車と呼ぶこととする。 また、本形式と、1968年から1969年にかけて本形式をベースとして単車走行可能とした5311形の2形式は、製造時期や車体形状などからジェットカー第2世代と呼ばれることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阪神5261形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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