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【名詞】1. insecticide 2. vermicide, insect repellent =========================== ・ 防虫 : [ぼうちゅう] (n) pesticide ・ 防虫剤 : [ぼうちゅうざい] 【名詞】1. insecticide 2. vermicide, insect repellent ・ 虫 : [むし] 【名詞】 1. insect ・ 剤 : [ざい] 1. (n-suf) medicine 2. drug 3. dose
防虫剤(ぼうちゅうざい)とは、害虫を忌避するために用いられる薬剤のことである。大きく分けて衣類に用いるもの、人体に用いるもの、そして食品を保存するためのものがある。 == 衣類用防虫剤 == 収納してある衣服に害を与えるイガ、コイガ、カツオブシムシ類などの幼虫を忌避する薬剤。植物の押し葉標本や昆虫の乾燥標本など、生物の学術標本のうち、乾燥状態で保存するものの保存にも使用される。 古くは樟脳が使われたが、化学合成の発達とともにナフタレン(ナフタリン)が登場し、パラジクロロベンゼン製剤が全盛となった。しかし、これらは刺激臭などが問題になっていたため、日本では1980年代から殺虫剤に用いていたピレスロイド系の化学物質も用いられ、臭わない防虫剤として売り出されシェアを伸ばし、今日に至っている。家庭用除湿剤と併用することもあるため、初めから除湿剤と一緒になった防虫剤も市販されている。有効期間は6~12ヶ月であり、衣替えの時期に合わせ薬剤の有効作用が薄れるように量が調節されている。よって業界では春、ないしは秋の主力商材としてGMSやドラッグストアなどで販売されるが、近年は価格競争による単価の下落が著しい。また、ナフタレン系防虫剤は人形用にも適している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「防虫剤」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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