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平島館(ひらしまやかた)は、阿波国平島庄古津村(現徳島県阿南市那賀川町古津字居)にあった日本の城(館)。別名は阿波公方館。 == 歴史 == 天文3年(1534年)に足利義維(義冬)が阿波守護・細川持隆に招かれ3000貫の所領を得て平島館に入り、9代平島公方・足利義根が文化2年(1805年)に京都へ移るまでの270年間、歴代平島公方が居住した。 江戸時代に入り、蜂須賀家政が阿波国に入国すると、蜂須賀氏は平島公方を軽視し、3000貫の所領から100石にまで削減され(しかも名目上は、茶料で、「領地」としては認められていない。)、4代義次を平島又八郎と名乗らせるなど、旧将軍家の権威を認めなかった。足利義根の阿波立ち退き後、その遺構のいくつかは、阿波各地に移築されるなどした。 館跡は、館付近の農民が農地などにしたが、地名だけはそのままにするなど、大事に保ってきたので、その地の地名だけでも、かつてを偲ことが出来る。 現在は、主館の辺りが、阿南市立阿波公方・民俗資料館となっている。またそれは、ふるさと創生事業で創設されたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平島館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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