翻訳と辞書
Words near each other
・ 阿曽秀昭
・ 阿曽美
・ 阿曽道昭
・ 阿曽駅
・ 阿曾治時
・ 阿曾沼氏
・ 阿月田伸也
・ 阿木五郎
・ 阿木城
・ 阿木川
阿木川ダム
・ 阿木慎太郎
・ 阿木村
・ 阿木津英
・ 阿木燿子
・ 阿木翁助
・ 阿木譲
・ 阿木駅
・ 阿木高校
・ 阿木高等学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

阿木川ダム : ミニ英和和英辞書
阿木川ダム[あぎがわだむ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 

阿木川ダム : ウィキペディア日本語版
阿木川ダム[あぎがわだむ]

阿木川ダム(あぎがわダム)は、岐阜県恵那市東野地先、木曽川水系阿木川に建設されたダムである。
== 沿革 ==
大井ダムの直下流部で木曽川に合流する阿木川は、その流域面積における年間降水量が2,000mmと比較的大きいことから、古くから岐阜県東濃地域東部(恵那市・中津川市)の上水道工業用水道に利用されていた。だが、大雨の際には直ぐに増水し流域は度々被害を受けていた。治水対策も恵那市街を貫流していることから堤防整備も困難で、国道19号JR東海中央本線中央自動車道が通過していることもあって万全の治水対策が求められた。
一方、名古屋市を中心とした中京圏は戦後人口の増大、中京工業地帯東海工業地域の拡張などを受け上水道・工業用水の需要が高まった。このため愛知用水を建設し水需要に応えようとした。だが、これ以降も水需要は増加の一途を辿り水源の牧尾ダム王滝川)だけでは不足するようになった。また、多治見市を中心とした岐阜県東濃地域は水の便が悪く、度々渇水の被害を受けていたが木曽川からの取水は慣行水利権や発電用水利権の権利が優先されていたこともあって中流部での取水は事実上不可能であり、小規模なため池を多く建設して対処せざるを得なかった。
こうしたことを背景に農林省(現・農林水産省)は灌漑を目的に、岐阜県は東濃用水事業の水源として新規利水獲得のために阿木川へのダム計画を開始したが、1967年(昭和42年)に事業は建設省中部地方建設局(現・国土交通省中部地方整備局)に継承され、この計画に沿って1969年(昭和44年)特定多目的ダムの建設を計画した。既に1966年(昭和41年)木曽川水系は「水資源開発促進法」の施行で水資源開発水系に指定されていたが、1973年(昭和48年)3月に「木曽川水系水資源開発基本計画」(フルプラン)の一部変更があり、この時に事業が水資源開発公団(現・独立行政法人水資源機構)に継承された。
こうして治水と利水の機能を兼備した多目的ダムとして阿木川ダムの建設事業が開始されたのである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「阿木川ダム」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.