|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 阿蘇山 : [あそさん, あそざん] (n) mountain in Kumamoto Prefecture ・ 山 : [やま] 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point ・ 噴火 : [ふんか] 1. (n,vs) eruption ・ 火 : [ひ] 1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze
阿蘇山(あそさん)は、日本の九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する活火山。外輪山と数個の中央火口丘から成り、外輪山は南北25km、東西18kmに及び世界最大級の面積380kmの広大なカルデラ地形(鍋型)を形成する〔第四紀火山 活火山 阿蘇 産業技術総合研究所 阿蘇火山地質図〕。 火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。また、気象庁による常時観測火山に指定されている。 2007年、日本の地質百選に「阿蘇」として選定された。2009年(平成21年)10月には、カルデラ内外の地域が巨大噴火の歴史と生きた火口を体感できる「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパーク、世界ジオパークに認定されている。「日本百名山」の一座としても取り上げられている〔、ASIN B000JAFKT2。(改訂1991年。ISBN 4103184051)、(新潮文庫 1978年、ASIN B000J8KTOU。)、(改版2003年。ISBN 4101220026。)〕。 == 概要 == 阿蘇山は、世界でも有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持ち、「火の国」熊本県のシンボル的な存在として親しまれている。火山活動が平穏な時期には火口に近づいて見学できるが、活動が活発化したり、有毒ガスが発生した場合は火口付近の立入りが規制される。 阿蘇山のカルデラ内部に出来た中央火口丘群のうち、その中核を成しほぼ東西に一列に並ぶ根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳の五峰を阿蘇五岳(あそごがく)と呼ぶ〔河野義禮、昭和七八年の阿蘇火山活動概況 岩石礦物礦床學 Vol.11 (1934) No.6 P274-282〕。北側の阿蘇谷方面から阿蘇五岳を見た姿は、釈迦が寝ている姿=涅槃像に似ていると言われており、名物の雲海で五岳が雲間から浮かんでいる姿は特に好まれている。阿蘇五岳の中央に位置する噴火口のある山が中岳、最高峰が高岳、ギザギザの山が根子岳である。各山の山頂付近は九重連山や雲仙と並ぶミヤマキリシマの一大群生地となっており、最盛期には南郷谷から烏帽子岳の斜面がピンクに染まる山肌を見ることが出来る。根子岳は地層調査によって他の山より古くからある山であることが分かり、カルデラ形成前からあったものであると推定されている。阿蘇山の南麓には名水として知られる白川水源がある〔島野安雄、名水を訪ねて (3) 熊本県の4名水 地下水学会誌 Vol.30 (1988) No.3 p.177-184_1〕。 阿蘇山は外輪山の内側を中心として阿蘇くじゅう国立公園に指定されており、温泉や観光・レジャースポットが点在する有数の観光エリアとなっている。夏になると多くのライダーがツーリングに訪れる。 噴火時の災害対策として、中岳火口周辺には退避壕が9つ建てられている〔阿蘇山ロープウェー 〕。退避壕は鉄筋コンクリートで頑丈に出来ており、1つにつき30人収容可能である。退避壕の耐久性は、1989年10月に起きた噴火で多数の噴石が降り注いだが、壊れていないほど丈夫な事が明かされている〔いのちを守る 熊本・阿蘇山の噴石への備えを取材しました。(14/10/01) 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阿蘇山」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mount Aso 」があります。 スポンサード リンク
|