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阿蘇火山博物館(あそかざんはくぶつかん)は、熊本県阿蘇市にある博物館。阿蘇山、草千里に位置する中心施設で、同敷地内には「オルゴール響和国」も隣接されている。管理・運営は、公益財団法人阿蘇火山博物館久木文化財団。 == 概要 == 1982年に阿蘇山観光活性化の一環として旧阿蘇町の提案の元で設立された施設。また、同山は日本を代表する活火山であり、状況によっては火口立ち入り規制が敷かれる事などや、その他天候不良により火口見物が出来ない時においても随時同山の事をより学習できる施設として、九州産業交通が同町の補助を受けて設立。博物館の中には常時展示されている火山関連の部位(溶岩など)や関連グッズなども設置。また、同施設により火口にカメラを2台設置し、現在の火口状況がリアルタイムで観察できるようになっているほか、火口の音も同時に聞ける事から臨場感・より学術的な火口見学が楽しめる。このほかに、夏休み期間中やゴールデンウィーク期間中等においてはイベントもおこなわれている。 その後、同博物館の隣に世界のオルゴールを多数揃え展示する「オルゴール響和国」も併設され、より観光活性化を図ったが、九州産業交通グループの経営再建に際し事業の売却対象となり、2004年3月に同博物館・オルゴール響和国ともに地元企業の阿蘇製薬に譲渡され、継承された上で現在も運営されている。 2008年より阿蘇火山の地形・地質遺産をジオパークとして整備する中で、同博物館は拠点施設と位置づけられる。2011年には同博物館内に阿蘇ジオパーク推進室が移転設置された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阿蘇火山博物館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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