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阿賀野型軽巡洋艦 : ミニ英和和英辞書
阿賀野型軽巡洋艦[あがのがたけいじゅんようかん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
: [けい]
  1. (n,pref) light 
巡洋艦 : [じゅんようかん]
 (n) cruiser
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

阿賀野型軽巡洋艦 : ウィキペディア日本語版
阿賀野型軽巡洋艦[あがのがたけいじゅんようかん]

阿賀野型軽巡洋艦(あがのがたけいじゅんようかん)は、大日本帝国海軍軽巡洋艦の艦級で同型艦は4隻。

純然たる水雷戦隊旗艦用軽巡洋艦(乙巡)として建造された日本海軍最後の艦型である。阿賀野の沈没後は能代型という表現も使われた〔#能代詳報(2)p.20〕。
==概要==
球磨型から始まる5500トン型軽巡洋艦を水雷戦隊の旗艦としていた日本海軍は、列強との建艦競争によって発達した造船技術とそれに伴う兵装の強大化に後押しされ、軽巡洋艦の大型化を模索し始めた。
昭和十四年度の第四次海軍軍備充実計画で新型軽巡洋艦6隻の建造が承認された〔#矢矧艦歴p.2〕。このうち4隻は水雷戦隊旗艦用として乙級巡洋艦中の巡洋艦乙〔昭和13年9月19日付 海軍省『昭和14年度海軍軍備充実計画細項ニ関スル対大蔵省説明資料』、昭和13年7月11日付 艦政本部総務部第一課『次期補充計画艦種ノ仮称ニ関スル件覚』など。乙巡ではない。〕として大蔵省に請議された。軍令部からの要求性能は基準排水量6,000トンで15cm連装砲3基、61cm四連装魚雷発射管2基、水上機2機とカタパルト1基、最大速力35ノット、航続性能18ノットで6,000海里であった。これに対し、基準排水量6,650トン、15cm連装砲3基、8cm連装高角砲2基、61cm四連装魚雷発射管2基、最大速力35ノット、航続性能18ノットで6,000海里の艦として大薗大輔造船官によって設計されたのが本艦型である。(残り2隻は後の大淀型
なお、酒匂は日本海軍が太平洋戦争開戦後に起工し完成した5000t以上の大型艦4隻(他に雲龍型航空母艦3隻)のうちの一隻にあたる。本艦は戦中に日本海軍が完成させた数少ない戦闘用の軍艦であったが、水雷戦隊の時代は既に過去のものとなっていた。軍令部一部長時代に本型設計技術会議に加わった宇垣纏(連合艦隊参謀長)ですら1942年12月1日に阿賀野の来着を聞いて『果して現下の要求に満足を與ふるや否や、爆弾一発如何ともし難きに於ては軽巡と選ぶ所無きを憂ふ。機を見て視察すべきなり』と述べている〔#戦藻録(九版)p.253 言葉を補って現代語訳すると「果たして現状の(戦局の)要求を満足するものであるかどうか(疑問だ)。爆弾一発被弾するとどうしようもなくなるという点では(従来の)軽巡と同様なのではないかと心配だ。折を見て(阿賀野の状況を)視察しなくてはなるまい」〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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